ツッチー式保育/身体と脳の育つ第一の進化と子どもの変化Q&A
第5回目は第4回の続きになります。
第4回では第一の進化の過程での「遊び」を紹介しましたが、
ここまでの話しを少し振りながら、
「身体と脳の育つ第一の進化の過程から歩行獲得について」
「第一の進化の過程における子どもの変化Q&A」
をお伝えします。
身体と脳の育つ第一の進化の過程
第一の進化の過程で、
動物が水中から陸にあがり地面で活動し
進化していったことが現れています。
この過程の中で身体が育ち、同時に脳の育ちとなります。
古皮質(動物脳)を働かせて
新皮質(人間脳)を働かせることにより、
これから生きる学童期・思春期・大人に至るまでの道のりの中で、
悩んだり迷ったりした時に、
いかに生きるかを自身の力で乗り越える力(生きる力)を持てる
「人」から「人間」にと成長するのです。
脳科学的にこの土台の過程が2歳までに80%できると言われています。
歩行獲得から第二の進化の過程へ
歩行獲得すると、第二の進化の過程に入ります。
歩きを獲得したことで、
ますます目が離せないほどに行動範囲が広がります。
身体を使い、行動しながら様々な体験をすることで、
動物脳を働かせます。
脳神経系が活発になり、
持って生まれた神経からシナプスが枝分かれし、
多くのネットワークが出来ます。
子どもの育ちには個人差がありますが、
歩行は1歳数か月で獲得が理想です。
早い方がよいなどと焦ることはありません。
を大切にしてあげましょう。
これらにより、神経系の働きが豊かになり、
脳神経系がネットワークを張り巡らします。
発信をそのままにしないでほしい
第二の進化の過程に入ると、
子どもからの様々な信号が発信されます。
これらの発信をそのままにしないでほしい。
第一の進化の過程での遊びの中で、
不足していたものはないか、
成育歴を振り返りましょう。
第一の進化の過程における子どもの変化
Q&A
Q. 夜型で困っています
Q. 突然の発熱がありました
Q. 後追い・人見知りが出てきました
Q. 指しゃぶりが気になります
Q.「うつ伏せ遊び」が苦手なようです
Q. そろそろ離乳食が始まります。
何時から始めればいいでしょうか?
次回は第一の進化の過程での活動をお伝えします。