部活のOB会

毎年1月3日は高校の部活のOB会がある。
今年はOB会は欠席したが、夕方から行われる先輩とやるフットサルには参加した。
OB会に行かなかった理由は寒いからというだけだったのだが、朝早いからと嘘をついた。この嘘は全くつく必要のない嘘だが俺の感覚的に日本には寒さよりも朝に弱い人の方が圧倒的に多いので朝のせいにした方が許される気がした。

夕方から参加し2時間フットサルで汗を流した。高校を卒業してから7年ほど経っているが、今でもこうして年一回集まりフットサルができる先輩後輩の関係でいられるのは率直に嬉しい。ただ毎年不思議に思うのだが、何年時が経っても何年会わずにいても先輩というのはいつまで経っても当時の先輩の雰囲気のままだ。一緒にフットサルをしていてもダラダラしていると当時の熱量で怒られてしまうかのような変な緊張感がある。冷静に考えると先輩とはいえ1つ歳が違うというだけだし、大学生以降は年上の同級生や後輩とも接してきた。なのに一度高校生のときに先輩後輩という関係性が出来上がってしまうと、何年経ってもその関係が崩れるどころか全くブレることがない。当たり前の話をしているようで俺にとっては結構不思議な感覚なのだ。良くも悪くも人間関係ってそんな簡単には崩れないんだなと思う。そんなことをぼんやり考えながらフットサルをしていたのだが、結局のところ最高に楽しかった。良い1日になった。

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