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PTAと運動会

こんにちは。
PTAかいちょーさんです。

娘の通う公立中学で
PTA会長として
PTA改革に取り組んでいます。


さて。
PTA総会が成立して新年度スタートとなり、
最初の一大イベントが
先週末の運動会でした。

雨予報が一転し、
日が出て
蒸し暑い1日。

でも、
PTAで話し合って
熱中症対策を進めてきたので
体調不良者を出すことなく
終えることができました。


先日もちらっとお伝えしましたが…

今年度は
初めて
生徒席にテントを設置することができました。

テントは
今まで本部席と来賓席のみだったのですが、
昨今の気象を踏まえて
生徒の健康と安全のためにと
PTAで話し合い、
積立金や繰越金を使って
テントを購入しようという案が
通りました。

テント数台を購入。
保管場所などを学校と調整。
若干足りない分のテントを
近隣の学校から借りて、
そうして
生徒全員に日陰が提供できました。

これ、生徒たちに大好評!

日陰に入れて
めちゃくちゃありがたかったわーーー!

とたくさんの子たちに言われました。

ちょっと懸念されたのは
テントの設置と片付けに
人手と時間がかかるのでは…
ということでしたが、
運動部の生徒たち中心に
どんどん動いてくれて
生徒たちの力で
スムーズにやってくれました。

よかった。
これなら来年からも
このスタイルで続けていけそうです。


また、
熱中症対策のPTA予算が可決されたので、
生徒席の近くに
給水テントを設け、
冷たいスポーツドリンクを
生徒たちに提供することもできました。

近隣スーパーから
冷えた飲み物を当日朝配送してもらい、
氷屋さんから仕入れた氷と一緒に
どぶづけ容器で冷やしながら
生徒たちへ紙コップで提供。

これから走る子
走り終わって汗だくの子

給水テントにどんどん来てくれて、
一杯ひっかけては
また競技に戻っていく
という感じでした。

生徒たちからは、
冷たーーい!
おいしーーい!

と大好評の声。
暑い中頑張っている先生方にも
飲んでもらいました。

この活動、
飲み物を配るお手伝いスタッフのPTAも
楽しかった!!
と大満足でした。

頑張っている生徒たちのそばで
生徒たちとやりとりしながらできるお手伝いは
「青春のおすそ分け」
という感じで
保護者にとっては
かけがえのない体験ですね。


そして
駐輪場の自転車整理は
地元のシルバー人材さんに
お金を払ってお願いして
すべてお任せすることができました。

PTAと運動会
と言うと…
「お手伝いがやたらたいへん」
とか
「子どもの競技を見たいのに手伝わされる」
とかいうイメージのあるところも
多いのではないでしょうか。
特に自転車整理は
競技と離れた場所での活動だったりして
悪評高めです。

ネット記事でも
「我が子の競技を見れずにお手伝いするのは本末転倒!」
みたいなのが出てきます。

わたしも
そりゃ本末転倒だよね!!
と、強く思います。

PTAはボランティアなんだから、
無理して手伝ったりせずに
工夫をしていったらいい。

外注できるものは外注して
ゆるゆるとやっていけたらいいなと思います。



あとは
例年通りに
保護者受付の対応もしました。

運動会のようなイベントをやるときには、
学校からPTAに
これをやってほしい…と
要請されることがあります。

学校スタッフと学校予算では回らないから
保護者のみなさん
力を貸してくれ…
という要請ですね。

保護者受付
敷地内外の見回り
トイレなどの整備と警備
来賓対応
…などなど。

学校により
スタッフの充実度や企画のたてかたが違うので
いろいろだと思います。

うちの中学では
例年
PTAには受付対応の要請があります。

コロナ禍のときは
人数制限や体調確認や手指消毒があって
たいへんでしたが、
基本的には
名簿にマルしてもらうだけなので
ラクな活動です。

そして
ラクではありますが
別におもしろいわけではない活動です。

ということで
今年は
受付と給水テントをトランシーバーでつないで
無線通信のやりとりをしてみたり、
受付でPTA入会募集の声かけをしてみたり、

少し変化をつけたお手伝いにしてみました。

それでも
給水テントのような楽しさは
ないですね。


PTAのようなボランティアは
なるべく
「やりたいことを」
「たのしく」
やるのが大事だと思っています。

どうしても
みんな真面目で一生懸命なので
費用面や正しさを追求してしまい
楽しくないお手伝いになりがちなのですが、
ボランティアには
「遊び半分」みたいな気持ちが
すごく大事なんじゃないかなと
考えています。

そして
今年やってうまくいったからといって
来年以降も
続けなくちゃいけないなんてことはない。

来年以降は
その年のメンバーが
「やりたい」
「楽しい」
と思えることを
やれる範囲でやればいいって
思っています。

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