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でもPTAは委員選出をする

昨日は、
PTAの委員選出で
強制的にクジ引きをすることをやめた
という改革について
書いたのだが…

これは、
わたしが会長をつとめる
中学校PTAの話だ。


実はわたしは
高校のPTAにも
クビを突っ込んでいる。

高校PTAでの
わたしのお役目は、
学年委員。
(他校ではクラス委員とか学級委員なんて呼ばれたりする)

そしてこの時期の学年委員と言えば…
委員選出の担当者だ。

つい先日
高校の保護者会があり、
わたしは学年委員として
イヤイヤながら
委員選出をするというお役目を果たしてきた…。

わりと穏やかで協力的な雰囲気の学校なのだが
それでも
どなたか委員を引き受けてくださいませんか?
という段になると
非常に重苦しい空気が漂う。
入学時アンケートを引っ張り出してきて
可能性のありそうなひとに聞いてみたり
クジ引きをしたりして
なんとか全クラスの選出が終了した。


わたしは
委員選出のプロとも言えるほど
何度も何度も
委員選出の司会進行を経験してきて、
クジ引きも何度も何度もやってきて、
そのうえで
委員選出とクジ引きはイヤだから
廃止しよう
にたどりついた人間だ。

地元中学校では
1年掛けて準備をして
クジ引き廃止までこぎつけた人間だ。


だが。

ところ変わって
お役目が変わると、
わたしは無力だ。

高校で
ひとりの学年委員であるわたしが
いくら
クジ引きやめましょうよ
強制的な決め方はやめましょうよ
なんて言おうとも、
ガッチリと決められた
委員選出のやり方は
びくともしない。

クジは
担任の先生を呼びに行って
先生にひいてもらう

なんてことまで決まっているのだ。
そんなもん誰がひいたって同じなんだから、
司会進行役の担当者がさっさとひいちゃえばいい
なんていう意見すら
言う余地もない。


PTAっていうシステムのなかで
毎年繰り返され
進行していくあらゆることは、
その意味ややり方が
問い直されることはなく、
ただひたすらに
繰り返されるのだ。

個人がなにを感じようとも
回り続けているシステムは
止まらない。
たとえ
全ての個人が
システムに違和感を感じていたとしても。


最も有効な
変える方法は、
PTA会長が言いだしっぺになることかなと思っている。

会長が言い出して
具体案を示し、
本部役員で協議し
運営委員会での協議を経て
その後の改革に進めていく。


これは…
来年は
高校も会長をやるべきかな…
1年でどこまでできるかわからないけどね。

ちなみに新年度は
高校では副会長なので、
できる範囲で
すこーし
改革の根回しをしておこうかなと思っている。

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