検索から生成、出生率と国民国家 20240816

●検索から生成へ
今のところ、Geminiで簡単な要約を出してくる時があるが、さらに思い切ったことをしてくるかに注目である。
現在のGoogle検索は、商品が関連してくると、一発目に大量のスポンサー製品を提示してくるので、かなり微妙なUIになっていると思う。
どちらかというと広告主側の力が強くなっているビジネスモデルになっている。
加えて国内のWebサイトだと、サイドバーに下品系やエロ系の広告が乱立する場合があって辟易するケースも多い。

ソフトバンクと連携して、国内マーケットに入ってくるパープレキシティ(https://www.perplexity.ai/) を使ってみると、ユーザー側に目線を合わせている商品提案や特徴、価格をチャットで返してくるので、Googleも本気で生成AIでの勝負になるかと思う。

もう少し惰性で、検索を使う慣習は残ると思うが、2〜3年もすれば、検索窓を開くという行為はほとんどおこなわれない可能性もあると思っている。「ググる」の次を、どこが取れるか、これから本格的な競争になりそうだ。

●右傾化、出生率、国民国家
イスラム圏での出生率が、宗教別でとった統計では一番高いようだ。
そして、ヨーロッパに移民で移住していく数が増え、20〜30年後には、イスラム圏出身者が半数以上になる国も出てくる可能性もあるらしい。
LCCで移動の自由化が増し、さらに移住が楽になってくると、やはり国民国家の前提である、(想像上の)ある程度の同一性と、定住のくびきがなくなる。
国民国家という形も、かなりの変化圧がかかってくるだろうと考えている。

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