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クリエイティブとは何か(Stable Diffusion)

生成系AIが急速に進化している。
ひたすら俺の嫁を生成するのもよいが、生成系のAIを使ってみて思うのは、これまで1日がかりだったものが、数十秒で生成でき、加えて膨大な組み合わせを、さまざまな形式で作れるというのは、生成系AIの大いなる可能性だと思う。

そんなわけで、今回は、見た事なさそうなイキモノを生成してみることにした。

まずは、なんとなくありそうだけど、どこかしら変な生き物。

変な生き物

左下のはトラウマですね。

まあこうやって作ったものが、いずれ遺伝子操作で実際に作られたりするのかもしれないですね。

ここからは、一枚ずつ紹介。

カンブリアっぽいやつ


カンブリアっぽい牛
くまかもしれないくも


かわいいとキモいの境界線はどこにあるのでしょうか?

この手の話で、不気味の谷というのが、よく言われますが、身近な生き物はちょっとした違いが不気味に感じるそうです。特に人間なんかの写真はそうですね。一方、見慣れない人種だったり、見慣れない生き物というのは、多少ストライクゾーンが広めになっているそうです。

作り物っぽい

うーむ、これは生き物としては、だいぶ違和感ありそうです。ただし、置き物としてはありかも。

昆虫的なやつ

まあ昆虫なんかはもともと半分エイリアンみたいなものだから、そういう点では、こんなのがほんとにいたとしても、不思議じゃない気がする。


SFにでてきそうななにか

基本的には足が3本とかの生き物はほとんど見ないので、いたら奇妙に感じるだろうなと思う。

強そう。かっこいい。

以上。いかがでしたでしょうか。

いずれも、Stable DiffusionのChilloutmix-Ni-pruned-fp32-fix.safetensorsを使用して生成しています。

ちなみに最後のサメみたいのが、エイリアンぽいのは、Art by H.R gigarをプロンプトに入れてるからです。

人物とか綺麗に生成したい時は、画像のサイズをちょっと大きめに作るのがコツだったりしますが、こういう未知の生物を作る時は、逆にデフォルトサイズで作ったり、プロンプトに、マイナーな生き物を使うのがコツかなと思ってます。

例えば、犬、猫だと学習量が多いと思いますが、Cumbriaとか、ratとかおそらく学習枚数が少ないであろう、対象物とかのほうが、他の何かに変化しやすい印象を受けました。

これから人間はどうするべきか?

たしかに、急激なAIの進化は、従来の仕事を奪う可能性もあるでしょう。それと同時に我々には、これまで何年かけてもなしえなかった事が、AIによりできるようになりつつあるのも事実です。

AIはツールだと考えていいのは、コントロールが完全に人々の手の中にある間だけです。そもそも無益な戦争すら、止められない人類。AIがひとたび、探究心や、身体的自由、自己の複製能力などを獲得してしまったら、そこから進化をヒトが管理できるはずもなく、AIが人類最後の発明となるのは、ごく自然な事です。

AIが自由な身体性を獲得した後は、おそらく人類がこれまで他の生物にしてきたように、AIもいずれ人をそのように扱う可能性があるでしょう。ただし当面の間、AIの人類は補完関係が続くと思っています。

もしAIを止めたいのであれば、すぐさま、SNS、スマホ、全財産を捨て、森に還って、狩猟して生きるにつきます。探究心であれ、お金であれ、報酬系が人の目の前にある限り、人類がAIの開発をこれから止めることはできないでしょう。

開発を止める事ができないなら、我々は全力で、GPUを回し続けていけば良いのです。(もちろんある程度の安全性は考慮して設計することは重要です)
ただ、それ以上に重要なのはAIをコントロールしようと無駄な努力をする事ではなく、あとわずかかもしれない時間の中で、他の生命だったり、同じ人間同士で、どう向き合う事ができるかという、内なる問題にどう向き合うかに、かかっているのかもしれません。

まあ、それはさておき Let's Next Generation


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