とある著名人の死後の世界
金正日、金正男、安倍晋三、尾崎豊、ジャニー喜多川、藤島メリーが亡くなったあと社会はどう変わっただろうか。
(※上記、要素のまったく異なる人々であり、それぞれに共通するなんらかの意味をもって、一緒にとりあげたわけではない。)
死というのは時々その後の世界に影響を及ぼす事がある。もっとも、それは、生きていた事が、社会に影響を与えていたことの裏返しなのかもしれない。
現在も世界情勢に大きな影響を及ぼしている人々は、国内外に多数存在する。それぞれの人々の死後、世界はどう変化するだろうか?
歴史的な影響力を持つ人の体制というのは、死後もある程度継承される場合が多い。しかし、死後まもなくして、新しく変わる場合もある。
兎角、社会の最適化や、アップデートが、一人の独裁体制により阻害されているとしたらそれは、不運なことである。
しかしながら、実際のところ、この社会のアップデートを阻害しているのは、人々の固定概念であり、残念ながらそれらは、世代交代によってようやくアップデートできる事が多々ある。
私が思うに、その人の思考というのは、その人の思考OSを再インストールすれば、ある程度変えられるものだと考えている。
たしかに生まれながらの性格とか、過去の体験により影響を受ける部分は多々ある。しかし過去の体験をどの程度思考に反映させるべきかは、現在の自身が決めるべき事であり、人生100年時代と言われる今、むしろどこかで新しい自分への方針転換が必要だと思う。
とくに脈略もない話だが、今、尾崎豊が生きていたら何を語るだろうか。
それとも(コンプラ的に厳しい社会背景より)何も語れないだろうか。
芸能人なんかを見ていると、一度確立したブランドを、変えるのはかなりリスクが高く、それが故、同じスタイルを貫こうとしているパターンをよく目にする。
ブランド品に関しても、多くの人に愛されたブランドであるが故、時代の変化に取り残されて、倒産したとされる企業も多々あるかと思う。
まあ、とりとめのない話なのだが。
「社会のアップデートにとって、人々の寿命が必要」という悲しい話と、「過去にとらわれず、リブランドすればいいじゃない」という話でした。
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