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なくしたものを探す方法

室内でマイクロドローンを飛ばしていたのだが、ふとプロペラ(回転翼)がなくなっている事に気がつき、小一時間探す事になった。

いつなくなったのか?
プロペラがなくなったのは、飛んでいる間か?プロペラがない事に気が付かず飛ばそうとした瞬間のどちらか。

どこにありそうか?
というわけで、普通に考えて、飛行させた最大高度と同じぐらいの半径が、想定範囲と考えた。まあ天井の高さが2mぐらいなら、そのぐらいが範囲だろう。

どこから探すか?
まずは、ざっくり見渡してみる。見つからない。
本能のおもむくまま、勘でさがしてみる。が、見つからない。
となると、捜索はやや複雑になってきた。
なにかの陰や隙間に入り込んでいる可能性もありそうだ。

このフェーズに来たら、作戦を立てる必要がある。
闇雲に探しては、二度手間、時間の無駄になるし、探し方を間違えると、壊したり、完全になくしてしまう可能性もあるからだ。

モノなのでとりあえず、勝手に逃げたりはしない。エリア毎に優先順位をつけつつ、順番にローラー作戦が定石かと思う。

視点を変えてみる
踏み台をもってきて、やや高い位置から探してみる。
今回は対象物が羽で、ともすれば、少し遠くに飛んでいった可能性もある。
逆に、いったん座ったり、低い姿勢から、隙間やソファーの下を探してみる。

「プロペラの気持ちになって探してみる」
これで、うまくいった試しはないが、要は視点を捜索対象のFPVで考えてみるという事である。

わかりにくい所を探す
やっかいなのは、書類の隙間やゴミ箱の中に紛れてしまった場合。
ゴミ箱の中というのは、なさそうで、意外とあったりする。
特に探し物をしている途中で、ゴミ箱を掃除してしまったりすると、永遠に見つからなくなってしまう事もあるので、ここを探す優先順位は少し高い。

入り組んでいる場所は、丁寧に確認し、裏なども確認、物をどかして、
順番にクリアしていく。

灯台下暗し
よくあるのは、灯台下暗し、一番ありそうな場所に、最初からあったというパターン。念の為、もう一度、近場も探してみる。なかった。

再度、エリア別の捜索を再開。

発見!
そうこうして、ようやく発見、窓際の小物入れに入っていた。
思っていた場所から、近からず、遠からずの場所であった。

なくした物の意味を考える
飛べないドローンはただの豚。という格言があるように羽がないと、ドローンは飛べない。

もちろん、羽だけ購入すれば良いのだが、ものというのは無くなる事で、その大事さを考えさせられる事がある。

それと同時に、人は無くさないとその価値に気がつけない。

「失わないと、その価値に気がつけない」と言う、人間は実に愚かな生き物だと思う。

ということで、大事なのは、無くす前に、必要な事に気がつき、無くさないように気を付ける。大事にする。
という事なんだと思う。

とはいえ、プロペラは消耗品。もう少し使ってみて、なくなったり、壊れたりする頻度が多かったら、予備を買っておこうと思っている。

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