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トラック別に編集を他に応用

最近、映像に自分で作った適当なBGMをつけるのがマイブーム。Logic Proを使ってちょっとした音楽を作成している。

DTM(Desk Top Music)は、20年近く、ちょっとは触っては諦め、幾度となく挫折を繰り返し、結局なんにもなってないのだが。

今回はこの「トラック別に構成要素を編集する」というのを他に応用できたらどうか?というネタを少し掘り下げてみたいと思う。

楽器を変える

DTMが便利なのは、ピアノだったパートを、いきなり別の楽器に変える事ができる点である。もともとはピアノだったものを、音色をギターに変えると印象もだいぶ変わる。

他にも、欲しいと思ってもなかなか一般人には買えない、パイプオルガンとかを、机の上で簡単に再現できちゃうのは、とても素晴らしい。

ふりかけを変える

ご飯や、味噌汁という定型のものがあったとして、ふりかけや調味料だけで、少しアレンジするというのは、誰でも手軽にできる料理のアレンジ方法だと思う。

もちろん、自分で料理すれば、素材や、調理方法も自由になり、より幅広いアレンジが可能になる。

演者を変える

時々映画などでは、シリーズの途中で役者が変わる事がある。ストーリーは同じかもしれないが、役者が変わると、それはそれで少し味付けが変わる。

ターミネーター2のシュワちゃんをシルベスター・スタローンに変えたディープ・フェイクが以前話題になっていたが、そんな風に、映画も出演者を後からかえられるようになるかもしれない。

とくに3Dアニメであれば、すでにデータや動きはそろっているので、ほぼ出来上がってからキャラを変更するなんてことも、ある程度可能かもしれない。

完成されたものを再編集して使う

音楽、映像、料理、アート、家具、部屋の内装など、一度完成されたものでもリミックスしたり、アレンジする事で、ユーザーが変化を楽しむという工夫は、いろいろなものに応用できると思う。

デジタルでないものは、分解して再編成するとなると、なにかと大掛かりになってしまうが、表面的なアレンジするだけなら、ある程度簡単だったりする。

例えば、部屋の模様替えとして、壁紙をシールタイプので張り替えるとか。
2つのものを組み合わせるとか、継ぎ足すぐらいだと比較的容易にできたりする。

カスタマイズ注文

少し話はそれるが、マクドナルドの宅配の注文で、間違って、バンズ、マスタード、オニオン、ピクルス、パティ抜きに指定してしまい、ケチャプだけが届いたという話がTwitterで流れてきた。

かくいう私も、中華料理屋で、天津飯のご飯抜きとオーダーして、お店の人に、2度聞きされてしまった事がある。

それはさておき、サブウェイ(サンドイッチの店)のように構成する要素を細かく指定できる料理店というのいうのは、今後宅配フードサービスなども含めてさらに進化しそうな余地があると思う。

調理の機械化・オンデマンド調理

そんな細かく指定するなら自分で作ればいいという話もあるが、人間は楽したい生き物である。好きな食べ物や、料理は、リスト化しておき、自分好みにプリセットしたおき、好きな時にすこし調整してすぐ注文できたらよいと思う。

もちろん、人間がレシピに応じて、作っても良いのだろうが、様々な材料や、パラメーターを指示通りに作るのは何かと面倒。

料理ロボットが様々な料理を扱えるようになれば、お抱えシェフがいなくても、希望するオーダーにそった料理を比較的リーズナブルな価格で提供できるようになるかもしれない。

テクノロジーの出番

いくつかのアレンジや、再構成についてのアイデアを提示したが、実は本格的に再構築するというのは、なかなか難しい。

別々のトラックを闇雲に変更すると、バランスが悪く、結局オーソドックスな組み合わせに落ち着いてしまう事が多々ある。

そこで必要なのが、組み合わせをうまく保ちながら、アレンジを補助するというシステム。例えばDTM の世界では、速度を変えても音程を保つ技術の登場により表現の可能性が一気に広がった。

さらに曲に合わせて、ドラムを追加してくれる機能も、便利である。
同じ要領で、料理をアレンジするシステムを作るとするなら、材料をいくつか選んだら、AIがうまいこと調理方法や分量を提案。
更には、それを中華風、インド風とかアレンジできるような機能なんかはどうだろうか。

味は実際食べてみないとわからないが、事前にいくつかのサンプルを食べていくつかの質問に回答すれば、似たような好みの人のデータなども活用し、ある程度予測ができるかもしれない。(テキトー)

まとめ

・音楽、映画、料理など、アート、家具、部屋の内装、一度作られたものをアレンジするという発想
・自分にあった構成や分量で注文できるようにするという発想
・デジタルの方がリミックスしやすいが、表面だけ変えるというアレンジ方法も
・料理がロボット化されると、自分好みの料理が注文できるようになるかも。
・これらのトラック別に再編成には、組み合わせが肝心なので、テクノロジーの進化が鍵になるかも。

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