信念を持つと「楽」になる。

こんにちは。教育環境アドバイザーの中村です。

今日は、「信念」について書こうと思います。

正しいと信じる自分の考えのことを指しますが、正しいかどうかを判断するくらい全ての事象を理解している人は多くないと思います。

私は「正しいかどうか」は重要ではないと考えています。

自分の思考の『根っこ』。それが信念です。

例えば、私は結果主義者です。どんなに素晴らしい過程があったとしても、結果が伴っていない時点で実はその過程は素晴らしくはないのだと思います。結果を出すために工夫し、努力し、分析し、改善し、行動した場合、もしかするとタイミングによっては100％の結果を成し遂げられないかもしれませんが、惜しいところまではいくはずです。

では、なぜ結果主義者かというと、人は小さな成功体験の積み重ねで大きく成長できると信じているからです。それは、前々職の個別指導塾勤務での経験で、多くの生徒と学生講師を見ていて実感したことです。

では、なぜ人の成長を大切に考えているかというと、成長を感じて喜ぶ人の笑顔が好きだからです。自分のためです。

これが私の『根っこ』。喜ぶ人の笑顔を見たいという願望です。

それを脅かすものは許せません。逆に繋がりそうなことは積極的に動きます。自分の行動基準がはっきりしているからです。

今の仕事や勉強に必死になればなるほど『根っこ』が見えなくなります。何に対して信念を持っているのか分からなくなってきます。信念が分からなくなるとキツイことから逃げたくなります。逃げても辛くなります。

信念があれば、（無理し過ぎはいけませんが）多少のキツさは耐えられます。自分の信じる道を進む限り、小石は気になりません。岩はどかすか避ければ良いのです。そうやって、冷静に行動することも出来ます。

だから、信念を持っていると「楽」なんです。

信念は自分の『根っこ』。必ず誰にでもあります。もし見つからない、分からないという人は自分の今までの行動や喜びを感じたことを振り返ってみてください。そして、奥底まで辿ってみると…きっと見つかります。

楽しく前に進んでいきたいですね。