見出し画像

人生は絶望だけではない

春先、年末やそれぞれの学期の始まりなど。
人身事故が増えてきますね。
本当に事故に巻き込まれてしまった人とご家族は辛いことと思います。
ですが、多くの人身事故が自ら命を絶っているということは、もはや誰でも分かります。

日本は年間2万人前後の自殺者数。
自殺率も世界で7番目に高いのです。

閉鎖的で真面目すぎる人種であるからだとも思いますが、原因はそれだけではないでしょう。随分昔から当問題は取り上げられていても、解決できていないのが現状です。

人身事故で電車が遅延、運休になるとイライラしてる人を見かけます。正直、私もイライラしたことがあります。大切な商談のチャンスが大幅な電車遅延で流れてしまった時です。

目の前で人が生命を絶てば、平然とした顔でいられる人は多くはないはずです。でも、人身事故だと「電車に飛び込むなよ。迷惑。」と思われます。さて、人の命とはそんなに価値が低いものでしょうか。私は違う思います。

私はいじめを受けていた小学生の時は、1度自殺を考えました。その時の辛い現状から逃げ出したかったんですね。もういいやって。
でも、怖かったから自殺できませんでした。今はそれで良かったと思います。

絶望の種類は人の数だけあります。
私のように他者から認められないことに苦痛を感じる人、漠然とした不安に負けてしまう人、失敗したことを認めたくない人、目の前の地獄から抜け出したい人…。

その人の立場で考えても、結局のところ本人ではない時点で同じ感情を持つことはできません。今、その瞬間に心だけ入れ替わっても、心の経験が違うので同じ気持ちにはなれないのです。

だから、簡単に「自殺はいけないよ」と言えないことは分かっています。「いけない」と言うよりは「自殺するなんて勿体無い」と言いたいです。環境のせいで絶望を感じているなら、その絶望は変えることができる可能性があります。

それに、物語の主人公はだいたい絶望を味わいます。そこからどうやってハッピーエンドに持っていくかです。それがあなただけの物語です。

自殺しなくても人はいつか死にます。
だから今死のうじゃなくて、だったら死ぬ気で何か頑張ってみよう!って思ってみてもいいのではないでしょうか。

▷▶︎▷毎日8時&21時に更新中

▷▶︎▷教育ブログも運営中

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?