【提供】AZ-M5orthoビルドログ
はじめに
遊舎工房ギルドでは原則委託商品のモニター募集対象外です。パレットシステムのよっぴさん設計のAZ-M5orthoも委託商品です。
まえがき
当初は暗記キーボードが気になっており、ビルドログ及び動画投稿を条件にダメ元で提供を依頼してみたところ在庫切れとの事で代わりにAZ-M5orthoを提供して頂く事になりました。よっぴさんありがとうございます!
AZ-M5orthoについて
本キットはProMicroではなくM5Stack Core2(以下M5)というマイコンが使われています。マウスパッドとしても使える優れもの!
M5はBluetooth及びWi-Fi標準装備で簡単に無線化できます!更に本キットはダイオードのはんだ付け不要、PCBソケットをはんだ付けすれば動きます。勿論LEDにも対応。
キー配列は51キーのOrtholinear(格子)配列。英語ではmatrix layoutというそうです!実は格子配列初めて&Twitterで動画を拝見したところ音が鳴ったり面白い光り方をしていたのでどんな打ち心地かドキがムネムネします←
提供物(キット内容物)
※製品版の内容物と一部異なります。
M5Stack Core2
PCB
トッププレート
ミドルプレート
ボトムプレート
M2ねじ2mm12本、ナット12個:プレート固定用。
M3ねじ15mm2本、20mm2本:M5固定用。
ピンヘッダ(20ピン)
PHコネクタ
PCBソケット55個
六角レンチ2mm
LED(SK6812MINI-E)60個
ゴム足8個
用意するもの
キースイッチ51個:Everglide Aqua King(67g)を使用。LEDの光をフル活用したいならオールクリアステム&ハウジングしかない!(AquaKing大好きマン
キーキャップ51個:Colsair PBT DOUBLE-SHOT PRO(ミントグリーン)を51個使用。格子配列なので必然的にオール1uです。Navpadの余り物って言うな
組み立て
⓪ファームウェアの書き込み、初期設定
M5を付属のtypeCケーブルで充電し、パソコンにドライバをインストールします。詳しくはこちらをご覧ください↓
ファームウェアの書き込みについてはこちらをご覧ください↓
書き込みが終わった後、初回起動時にキーボード選択画面が表示されるので『AZ-M5ortho』を選択してください。
この画面が出たらセッティング完了です!続けてBluetooth設定もやっちゃいましょう。
これでAZ-M5orthoが無線で繋がりました!パチパチ
物理的な下準備もしておきます。
①LEDのはんだ付け
右下に予備はんだをし、フラックスをケチらず塗りたくりLEDをひたすら付けていきます。
基板がベタベタなのでフラックスクリーナーで掃除するのを忘れずに。
②PCBソケットのはんだ付け
こちらも予備はんだをしひたすらソケットを付けていきます。
③ピンヘッダのはんだ付け
20ピンヘッダをニッパーで5列分切り離し15ピンヘッダにしてはんだ付けします。
④PHコネクタのはんだ付け
基板の穴とコネクタの穴が向かい合うようはんだ付けします。
⑤プレート、M5の取り付け
トッププレート裏側にナットをはめ込みねじ止め(これ地味に大変)、ミドルプレートとボトムプレートを重ねM5を基板にはめ込みねじ止めします。
⑥キースイッチ、キーキャップの取り付け
はめ込みめちゃくちゃ固い&脚曲がりまくりで大苦戦しました笑
仕上げ
キーボードをWi-Fi接続モードに切り替えスマホでキーマップやバックライト等をいじり完成です!パソコンは有線接続故…
あとがき
ProMicro以外のマイコンを使ったキーボードをガッツリ組み立てるのは初めてだったので緊張しました汗
光ってうなるキーボード(それえむごっちですひよこさん)、AZ-M5orthoは作って楽しい、打って楽しい、光って楽しい、触って楽しい、そんな自作キーボードです!
キットを提供して下さったよっぴさん、誠にありがとうございました!!
最後にAZ-M5ortho組み立てタイムラプス動画を見てお別れです。またねノシ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?