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息子たちに伝えたいこと。

ランダムに並べてみた。

現在、2019年12月。

あと半月もすれば、2019年が終わり、2020年を迎える。

ついこの前、2000年を迎えたと思っていたら、もう20年もたってしまったのだ。

そして、私もいつしか二人の父親になり、息子たちは現時点で中学2年生と小学5年生になった。

あと10年もすれば、二人とも成人している。そして、私は無事生きていれば50歳代半ばに差し掛かっている。

そのような時間軸の中で、私が今、残さないといけないと思っていることを並べてみた。

1)これから日本はますます「貧しく」なっていくのではないかという心配をしている。

2)これまでの生き方、暮らし方、稼ぎ方が通用しなくなる。

3)僕は、生まれてこのかた、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われた日本も見たし、バブル全盛期も、バブル崩壊期も、「失われた20年」も、一通り見てきた。

4)また、インターネットがない世界からインターネットが入り、IT、IoT、AIと、テクノロジーが加速度的に勃興し普及する過程を見てきた。

5)そのような中で、何が「正解」なのか、ますますわからない世界になり、僕自身は、探りながらかもしれないけど、もがき苦しみ、必死になって生きてきているように思う。

6)誰も「正解」の生き方などしていない。どれだけ学歴があろうが、立派な肩書があろうが、家庭で苦しむ人もいれば、その逆の人もいる。

7)一つだけ確からしく言えることは、僕らの育ってきた時代と、君たちが生きていく時代とでは、明確に違うということだ。

8)残念ながら、これから日本はますます「右肩下がり」になると思う。人口減少、少子高齢社会の加速の中で、テクノロジーの力をもってしても、大きく経済的にインパクトを与えるものになるとは思えない。やはり、「人の数」がモノを言うことは変わらない。

9)人間、基本的に「ウォンツ」に向き合い、頑張れる動物だと思う。人間、新たな目標があるから動いていける。頑張れる。

10)でも、君たちが生きていく世の中は、大きな「ウォンツ」がない世界になる。「基本的ニーズは満たされた世界」。そのような中で、焚きつけてもウォンツなど出てこないもの。ひょっとしたら「ガツガツするもの」でかっこ悪いものですらあるかもしれない。

11)だからこそ、「何をどうモチベートするか」が大切だが、世の中はまだまだ「ウォンツにあふれた社会」ベースでの仕組みで動いているように思える。

12)君たちは、まず自分たちがどのような状況に置かれているのか、未来がどのように動いていくのか、多面的に考えてほしい。そして、自分なりの考え方を持ってほしい。


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