着物の裾のさばき方

着物の裾、気にするようになったのは
やっと着物になれたころからでした。

最初は捲れていいのかもわからず
ペラペラなることが不快だった記憶。

八卦を付けて
下前に柄付けをしたりする時点で
めくれ上等な感じなんですよねー。

私が裾裁きで気にしてること
意識していることについて。

裾の作り方から始まる

普通に着て裾裁きがうまくいく
というのは幻想だなと気づいたのは
マイサイズを着るようになってから。

それまでは
どうにか下前が出てこないように
上前が真ん中に来るようにということが中心の着付けで
（サイズが合っていないからｗ）

裾の動き方
歩いたときの状態なんて考えられませんでした。

けど
マイサイズだと
当たり前に下前は出てこない（歩き方次第ですが）

となると
美しく裾がめくれるための裾づくりをしないとなとなったわけです。

裾除け、長襦袢、でしっかり整えて
長着をキュッとタイトにすぼめる。

まだこれが未熟なので
素材によって裾すぼまりにしたはずなのに
ストレートになってるという課題はありますが

うまく裾裁くためには
下準備から意識しないといけないのです。

キャラに合う歩き方

私はしずしずと
裾が動くか動かないか見たいな歩き方は
スキじゃない、というか合わない、というかキャラじゃない（笑）

がすがす足を前に出しながら
絹ずれの音をさせてサクサク歩いていくのがベスト。

ただ、
ジーンズのようにガッツリは歩けないので
歩幅を意識しながら身体の芯をブレないようにして
常に誰かに見られているかのような意識で歩いてます。
（外ではｗ）

着物の歩き方は在るんだけれど
それはみな共通ではない。

だからこそ自分に合う歩き方や
ある気姿を知っておく必要があると思ってるのよね。

それにあう裾裁きは
どうなってると素敵なのか、そこまで意識するのがお洒落かなと思ってます。

全身の筋肉を意識すれば美しくなる

足を前に出して歩く姿は
美しい全身にならないのよね。

後ろから押し出されるように
重心を下げながら歩いているのが
私は素敵だと思ってます。

ただ
脚の筋肉ばかりに意識をもって行ってると
お腹がゆるかったり肩が上がったりするので

全身の筋肉に意識を向けながら
どういう角度で間接に骨がハマってるかを考えつつ
動いていたりします。

ボディーセラピストだけど
それ以上にマニアックな部分も働き
身体の中をビジュアル認識できる感覚も後押しして
ものすごいコアな捉え方で身体を動かしているので
こだわりは半端ないです（笑）

美しく歩くと考えると難しかったので
裾がきれいに動くように歩くって意識すると
すんなりできたのよね。

身体を大きく覆う布だから
布端のうごきは身体そのものを表現するんだなと。

綺麗に着ることが素敵とは思っていないので
綺麗に着こなして動ける人になりたいなと
日々妄想しながら練習しています。

以上、かおるーんでした。

◇今日のコーディネート◇
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絽のシルック
麻の長襦袢
裾除け
レザーの帯
ベルト

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潜在能力を引き上げ
身体からすべてをバランスする宇宙調律師　坪内薫（かおるーん）

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