着物が深めてくれる繋がり

着物という共通点ができることで
義両親とぐっと近くなったという話

うちんちの系統

うちの義父は
呉服系で仕事をしていたり
友禅の染色を仕事にしてました。

義母はお母さまが和裁できる方だったので
たくさん着てこられた方。

典型的京都の家の人たちの
嫁なんです私。

私の実家は
全く着物と関係なく
和とも関係のない流れ。

故に2年前に着物生活を始めるまで
全く知らんかったわけで。

どうせならあなたにという気持ち

結婚してすぐに
着物を着る人はいないだろうと
随分反物や着物を処理されたそうで。(最近聞いた）

それでもいいものは
ちょっと残してくださってて
娘の成人式用に義父の関わった反物が置いてあります。

その1反しかないと思ってたら
ええもんだけおいてあるねんと
そろそろッと見せてくれた義父

更紗柄のものが2反
中振袖が2反

更紗柄は私のドストライク
中振袖は娘にピッタリな感じ。

そして義母のタンスをみせてもらい
大島や友禅、紬を見せてもらうと

私の好きなんばっかり！

義母さま、だいすき♪

サイズは小さいので
直せるものに限られるけど
いただけることになりました。

「ただほかすのは、もったいのーて。どうせなら薫さんに来てもらえたらいいなと思って。」

私、この家の嫁になれてたんだなと
実感したよね、うん。

着物を受け継ぐという事

着物業界の繁栄とか
着物が活性化していくためになんて
微塵も思いはありませんが

家族から受け継ぐ着物というのは
時の流れと共に

相手の生きていた
存在していたプロセスを
うけとらせていただくことなんだなと。

時計とか車とか
家とかお金のほうが使いやすいけど
着物ほど思いは乗らないのかもしれない。

家をつなぐ、人をつなぐ、
生きてきた自分を受け入れる
そんなバトンの役割を着物は果たしてくれてるのかも。

もらったからどうにかしないと
というミッション的なノリはありません。

自分が使えそうなものを絞って引き受けて
娘が使いたいと思うものを継いで行けたらなと思ってます。

着物ってなんか特別だね。

義父の関わった反物を着るとか
そんな贅沢できるって
めちゃ幸せ！

着物の日に
着物の話を義両親として
着物を受け取らせてもらえるって
最高やな！！

もっと早く着物に目覚めてたら
沢山反物受け取れてたかもしれないと思うと
そこだけちょっと残念だなって思う(笑)

以上、かおるーんでした。

◇今日のコーディネート◇
画像はインスタでUPしてます
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ダークグリーンの更紗柄の縮緬
半襦袢
裾除け
レザーの半幅帯

着物の日だけど七五三でもあるので
ハレの着物に見えないような地味セレクトに努めましたｗ

☆　　☆　　☆彡

潜在能力を引き上げ
身体からすべてをバランスする宇宙調律師　坪内薫（かおるーん）
　
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