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着物の素材と値段の関係

ずいぶん当初と感覚が変わっているので
どういう風に私の名感感覚が変わったのか
その時に着ていたものを振り返りながらまとめます。


洗える着物一択期

着物を着るということをスタートするときに
絶対的マイルールが”洗える着物”であること。


子供が小さいので
触るし絶対汚れるし
洋服のように洗えない
というストレスを避けたかった。


そしてポリエステルの着物はプリントなので
好みの色柄が多く選ぶのには困らなかった。



やっぱり最初って
わからないなりに道具が必要で
数も増やさなきゃいけなくて
ひとつのものにお金をかける気がなかったのよね。


それよりも数が欲しい
上手に着れるようになりたいが優先されていて
こだわりが今よりもざっくりでした。


予算も着物一枚1万円以下って決めてましたし。


洗える着物を7枚
半幅帯を4本、名古屋帯を3本ぐらいになって
毎日取り換えながら着ることに不自由はなかったです。


4月にスタートしたので単衣というものがよくわからず
袷を我慢して着続けて、7月一気に浴衣に移行。


暑いとか時期ルールはずれてるということよりも
着物を着たい気持ちが最も強かった時でした。


ポリエステルから正絹へ移行期

浴衣は綿で洗えるし
サイケデリックやモダンな柄のものも多く
選ぶのには困りませんでした。


半幅帯も増え
汗をかいたらシャワーをしてまた浴衣にという
昭和的なことも楽しんでましたね。


夏であっても冬の袷の着物は物色していて
メルカリやヤフオクを見るんですけど
予算内におさまる欲しい!!と思えるものがない…。


気に入るのがあっても(シルックとか)
私の予算から大幅オーバー。


うーん、、、
そう思いながら「いいな正絹は色々あって安くって」と
横目で見る程度。


9月に浴衣を着るのはマヌケで嫌だと
一番着物を着なかった頃です。


単衣は2枚あったけどポリなので
ド暑い…


頑張って乗り切って10月になったけど
まっだまだ暑くて袷なんて着れない。


やっと涼しい風が吹き
袷が着れるわと着たら
冷たい・サムイ・何これやだ。


そんな時に着てはいないけど(もったいなくて)
憧れの大島紬(洗える期の予算越え2万弱で買った)を着てみた。


軽い薄い暖かい、ツルツルして気持ちい
なんかめっちゃごきげーん!


一瞬で鞍替えです(笑)


大事にしたいからポリメイン出来るんだけど
ざらざらした心地悪さがストレスで
着物を着ているということのご機嫌を超えるほど嫌になり。


リサイクルの正絹の着物を探し出したわけです。


すると5千円かけなくても
正絹の着物って買えるやん!と
テンション上げ上げ。


勝手に高級品だと思ってた正絹
(いや、高級品なんですけどリサイクルになると願崩壊する)
自分には手が届かないと思っていたものが
買えるやーんって嬉しくて。


洋服と変わらん値段なら
きつぶすぐらいでもいいかもしれん!と開き直り
普段着を正絹にしたわけです。


マイサイズもよくわからないので
プレタサイズに近いものを選ぶのに


予算はやっぱり1万円くらい
普段着だし、手を入れる予定のない着物だしと
手間暇をかけてそこにおさまるものをみつけることを楽しんでました。


それが自分に小さいとも知らず
うまく着れないな、着崩れるな、難しいな
もっと上手にならないとッて頑張って研究していました。


心地よさを求める期

ふとしたきっかけがあり
一着誂えることにしたんです。


その時に測ってもらったら
全然違うやん、今まで見てたサイズと。。


そら違うわなーと気づき
マイサイズに近いものを選ぶようになって
出ている数が少ないけれど丁寧に探しました。


マイサイズに近いものを着ていると
着つけが早い、そして、着崩れにくい。


あんなに苦労して頑張ってたのに
え、もうこれでいけんにゃってくらいに簡単。


サイズって大事!


やっとそこにたどり着きました。


そうなると1万円じゃ足りない
けど、心地よさと時間とストレスを考えると
予算を上げる意味があるなと考えまして
1着3万円以下にしました。


もうそのころには数が欲しい欲求がないので
厳選されたとっておきをみつけられる自分になっていて
着れるけど違う、すきだけどええわ、と振り分けられるように。


絶対にこれ――!!!
ってなったマイサイズよりのものだけを
お財布と相談して買うようになり気分も穏やかになりました。


サイズが合わない、好きだけど手を入れるほどでもないという着物は
専門業者に引き取ってもらいました。


ええもんは数要らん
ほんまそうやと思います。


ただ毎日着るので
普段着用価格帯のものもおいてありますが
めちゃくちゃ気に入ってるのでよいのです。



着物の素材と値段は
必ずしも比例してないということ。


状態によって価格がピンキリだからこそ
なにを譲らないのかを決めておかないと大変です。


素材を決める、色柄を決めておく、予算を決めておく
この辺が固まらずに選んでしまうと
結局着ないので勿体ないです。


何でもいい人もいれば
私みたいに正絹命の人もいますから
ご自身が好きな素材を体感して見つけるという作業は
必要やと思いますよ。


そこから価値を自分で決めて予算を決めればいいですし。


以上、かおるーんでした。



◇今日のコーディネート◇
画像はインスタでUPしてます
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しじら織の浴衣
衿付き肌襦袢
シルクのブラキャミ
フェリシモのステテコ
合皮の巻き帯
ゴムベルト
補正なし


☆  ☆  ☆彡
潜在能力を引き上げ
身体からすべてをバランスする宇宙調律師 坪内薫(かおるーん)

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