外部のリネン業者から、「MRSAとかESBLとか梅毒+の人のものは分けて、かつ、そのむね明示してください」、とか言われていませんか?それ無駄な作業だと思いますので交渉して中止して現場の負担減らしませんか。

医療・介護施設では、外部のリネン業者に業務委託していると思います。

外部のリネン業者から、「MRSAとかESBLとか梅毒+の人のは分けて、かつ、そのむね明示してください」、とか言われていませんか。
少なくとも私が関わるとある高齢者施設では、R5になってもそういう分ける対応をしており、現場の負担を増やしていました。
ちなみにコロナでも分けるように言われていました。

業者がそう言ってくるのはなぜでしょう。
どうも根拠は以下の業界のガイドラインだそうです(私よく読んでないですが・・)


https://www.nbsk.net/wp/wp-content/uploads/dbd2f8f5b4a767b4cc3ec0e4cc03147e.pdf


https://www.nbsk.net/wp/wp-content/uploads/dbd2f8f5b4a767b4cc3ec0e4cc03147e.pdf

↑いかにも古そうですが、R1に見直しされているようです。まじかよ。

一方で、以下の国際医療センターの耐性菌を減らすための厚労省肝いりのページ≒厚労省の声明文



のP.13には

https://amr.ncgm.go.jp/pdf/201812_nursinghomes.pdf

「食器やリネンは、適切に洗浄・乾燥されていれば、薬剤耐性菌保菌/定着がある場合でも、特別な対応は必要ありません。」

と明記され、ご丁寧に下線まで引いてあります。


ここまで理論武装して業者に交渉したところ、別に上記を提示せずとも「まぁ別に分けなくてもいいです」と言ってきました苦笑

これまで現場職員が

・その人が耐性菌や感染症を持っていないか
・該当者のリネンは分けて、かつそれを明示する作業をしていた

をやらされていた作業はいったい何だったんだよと・・・。


デジタル化による業務軽減も必要ですが、こういう過去からのルーチンで、実は意味がないこと、ぜひ減らしていきたいなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?