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最近増えてきたスポットインタビューで価値を提供する方法 (準備とインタビュー中)

今回はスポットインタビューの仕事についてです。

この記事でわかること

・スポットインタビューの仕事
・事前の準備方法
・インタビュー中にやっている 「上位レイヤーと前後理解」 

この記事で書いているのはスポットインタビューの受け方についてです。

最近増えてきたと感じるので、あらためてスポットインタビューで自分がやっていることを振り返りました。

ぜひ記事を最後まで読んでいただき、参考になればうれしいです。

スポットインタビューの仕事

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ここ最近で時々受けるのがスポットインタビューの仕事です。

登録しているスポットコンサルの 「ビザスク」 、LinkedIn 経由で入ります。インタビューアーは企業です。私によく来るテーマは自分の専門領域であるマーケティングリサーチ、ネット広告まわり、マーケティングです。

例えばネット広告ならインタビュー質問項目の例は以下のようになります。

インタビュー項目例 (ネット広告)
・市場規模や特定サービスの想定シェア
・市場構造や競争環境
・特定サービスのユーザーイメージや使われ方
・相場やサービス価格感

これはあくまで自分に入った案件の範囲からですが、スポットインタビューの位置づけは、市場参入のための市場や競合既存ユーザー理解のためという印象です。あるいは新しいサービスのアイデアやコンセプトがすでにあって、市場性があるかです。

*  *  *

ではここからは、インタビューの受け方です。

スポットインタビューを受けるにあたって、少しでも相手にとって価値になるためにはどうすればいいかの方法をご紹介します。

インタビューの準備方法

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まずはスポットインタビューを受ける事前準備です。

インタビューは有償で受けるので、こちらも答える準備をして臨んでいます。事前に具体的なインタビュー背景と質問項目は共有してもらいます。その場ですぐに答えられないものはリサーチをします。

リサーチしたことと、既に知っている回答内容も全てドキュメントに書き起こします。インタビュー当日の手元にあると答えやすくなります。

事前にドキュメントを作る効果は、書いている作業を通してインタビューテーマへの自分の理解も深まります。

インタビューでは訊かれたことに答える

では次にインタビューで意識してやっていることをご紹介します。

なるべく相手が知りたいこと、自分が訊かれた質問にシンプルに答えます。簡潔に回答するには、先ほどの事前準備で用意したドキュメントが役に立ちます。

インタビュー背景理解と提案

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もう1つ心がけているのは、質問やそもそものインタビュー背景をより深く理解することです。事前の共有では背景は詳しくは分からないので、インタビュー当日に直接相手に訊きます。

具体的には以下のような質問をします。

インタビュー背景を掘り下げる質問
・このプロジェクトの目的は何か (最終ゴール) 
・これまで何をやってきたか
・インタビューの前提になっている解決したい問題は何か
・その問題をどうやって解決しようとしているか
・解決すれば次のステップは何か

以上のインタビューの上位レイヤーとインタビュー前後がわかれば、相手 (インタビューアー側) が本当に知りたいことが見えてきます。

時には事前にもらったインタビュー項目ではない論点を議論したり、こちらから解決アイデアやビジネス提案をすることもあります。

このように相手が準備した質問項目からされに広げたり深めた情報を提供すると、相手からも感謝され価値提供につながっていきます。

まとめ

今回はスポットインタビューの仕事についてでした。

最後にまとめです。

事前の準備方法
・具体的なインタビュー背景と質問項目は事前に共有してもらう
・すぐに答えられないものはリサーチをする
・回答内容を全てドキュメントに書き起こしておく
インタビュー中にやっていること
・自分が訊かれた質問にシンプルに答える
・質問やそもそものインタビュー背景をより深く理解する
インタビュー背景を掘り下げる質問
・このプロジェクトの目的は何か (最終ゴール) 
・これまで何をやってきたか
・インタビューの前提になっている解決したい問題は何か
・その問題をどうやって解決しようとしているか
・解決すれば次のステップは何か

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