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「適者生存」 と 「点と点をつなげる」 の背後にある共通点

今回はビジネスキャリアについてです。

この記事わかること

・適者生存の2つの意味
・ビジネスキャリアへの当てはめ
・点と点をつなげるために

この記事で書いているのはキャリアについてです。「適者生存」 と 「点と点をつなげる」 の背後にある共通点を掘り下げています。

ぜひ最後まで読んでいただき、お仕事での参考になればうれしいです。

適者生存の2つの意味

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適者生存という言葉があります。

これはどういう意味でしょうか?

2つの意味に捉えられます。1つは、環境に適したものが生き残ります

これと逆にしても意味は成立します。生き残った者が、(結果として) 適用できていたということです。意図を持って事前に変化を読んで適用したのではなく、がむしゃらに時にはもがき苦しみ、ふと周りを見渡せば自分が生き残っていた状況です。

2つの意味を整理すると、前者は適用したから生き残った、後者は生き残ったのは結果的に適用できたからです。この2つは似ているようで意味は同じではありません。

*  *  *

では、ここまでの内容をキャリアに当てはめてみましょう。

ビジネスキャリアへの当てはめ

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私自身の話ですが、以前に Google を辞めて個人事業主になり、最初の2年間はフリーランスでした。その後の現在は自分の会社をやっています。

Google を辞めてすぐの時は、どれぐらい独立して続くかは分かりませんでした。どう適用していけばやっていけるかも手探り状態でした。

遠くを見ようとは意識していましたが、日々の目の前のことに精一杯でした。ふと立ち止まって気づけば、なんとか2年間はやってこれたというのが正直なところです。運もあったので、何か歯車が1つでも狂えば今とは違う未来になっていたかもしれません。

適者生存に当てはめるなら、「生存できているということは、 (結果的に) 適用できた」 にすぎません。偶然そうなったとしか言えない心境です。

後ろを振り返ればキャリアという自分の道ができていますが、この道は独立当初に頭の中で描いていたわけでは決してありません。

Connecting the Dots

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少し話を変えてみます。

仕事以外にも大きく人生において、Connecting the dots という考え方があります。点と点がつながるとは、過去の異なる経験が後になってつながり、昔やったことの点が今になってようやく活きるという意味です。

ポイントは 「後からつながる」 です。今自分がやっていることは将来にどんな意味があるかは現時点では分かりません。何かにすごく役に立つかもしれないし、全く何もつながらず活用されないかもしれません。

では点と点をつなげるためにどうすればいいのでしょうか?

点と点をつなげるために

一言で言えば新しく何かを常に試し色々なことに挑戦することです。

自分が面白いと思ったものや熱中していることに、まずは自分自身で気づくことからです。今の目の前のことに注力してやり抜くのも大事です。

後から点と点がつながりやすくするために、できることは準備しておくといいです。

例えば自分がやったことや得た経験を振り返り、頭の中の引き出しに整理をしておきます。自分自身の言葉にし、要するに何だったか、どんな意味があったのかを考える機会を持ちます。

これらが意味するのは、1つでも点を多く持っておき、点が薄れて消えてしまわないように磨いて大きくしておきます。後から点と点がつながる確率を少しでも高くしておくのです。

そのための第一歩は、繰り返しになりますが新しい何かを常に試しチャレンジすることです。

まとめ

今回はビジネスキャリアについてでした。

最後にまとめです。

適者生存の2つの意味
・環境に適したものが生き残る
・生き残った者が、(結果として) 適用できていた
・この二つは似ているようで意味は同じではない
点と点をつなげるために
・過去の異なる経験が後になってつながり、昔やったことの点が今になってようやく活きることがある
・点と点をつなげるために、新しく何かを常に試し色々なことに挑戦する
・1つでも点を多く持ち、点が薄れて消えてしまわないように磨いて大きくしておこう

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