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ゆめの木と動物たち

森に「ゆめの木」という何でも夢を叶えてくれる特別な木があります。
リスは木登りの遊びに夢中になっていました。リスは、もっと高い木に登りたいという夢を持っていました。
近くにいたウサギが駆け寄ってきて、もっと広い世界を見るのが夢だと話します。リスはゆめの木を思い出し、ウサギにその木のことを教えました。
リスとウサギは、ゆめの木に会いに行くことに決めました。途中でクマとキツネに出会いました。クマはみんなと一緒にダンスを楽しみたいという夢がありましたが、ダンスが苦手で悩んでいました。キツネは友達が欲しいと願っていました。今度はウサギがゆめの木のことを教えて一緒にゆめの木を訪ねることになりました。
ゆめの木に到着すると、その木の影からフクロウが現れて、夢を叶えるためには助け合って困難を乗り越える必要があると言いました。
そこで、クマはリスに木登りを教え、リスはクマにダンスを教えました。キツネはウサギと一緒に遠くの景色を見る方法を考えてその景色を見ることができました。キツネはウサギと一緒に走り回り、友達ができることを喜びます。
リスは高い木に登り、ウサギは遠くの景色を楽しみ、クマはダンスを踊り、キツネは友達と笑い合います。
フクロウは言いました。
「みんなで力を合わせたからこそ、夢を叶えることができたんだよ」
動物たちは、これからも助け合いながら困難を乗り越えていくことを約束しました。
その日から、森の動物たちは困った時にはお互いを助け合い、仲良く暮らしました。
ゆめの木はいつも動物たちそばにあり、どんな夢も叶える力を持っていました。そして、森はみんなの笑顔で溢れる、とても幸せな場所になりました。


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