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現地の情報量は甘くみてはいけない

こちらの放送はラジオでお話した内容です。
音声の方がご都合が良い場合は、下記よりご視聴いただけます↓

■現地の情報量の重要性
今回は自分の活動を軸に進めていきます。
現在、愛知のロワジールホテル豊橋でホテル館内と全客室に一文字アートを常設するため、月に数回愛知に通っております。
僕の一文字アートの制作はiPadを使った制作ですので、どこでも制作が出来ます。なので正直わざわざ愛知まで行かなくても出来ます。


しかし、絵を描くうえで現地での制作にはかなり拘りを持ってます。
この先どれだけネットが便利になろうと、メタバースで様々な空間が充実するにしても、実在している場所においては現実の情報量には全く叶わないと考えております。実際の空気感などは現地に行かない限りはわからないのと、現地という環境下でないと作れないという作品が確実に存在します。これは今回に限らずずっと感じています。

■現地に行くのが結果的に生産性が高い
現地まで行くのにはお金も時間もかかるので、一見非効率的に感じるかもしれませんが、アートと向き合うために現地へ行くことは超が付く程の重要なことです。街を散策したり、家族とダラダラと過ごしてみたりするだけでも、現地の佇まいが沢山見えてきます。感じたことをホテルに戻ってから、何かしらに落とし込んでいくことが制作の源泉に繋がります。
特に現代のような便利な社会だからこそ、移動距離は甘く見積もってはいけないと考えております。
仮に現地へ行くのに資金的な問題を抱えているとしても、その資金を確保するために全力で動くことは結果的に効率が良いと考えます。つまり現地に行き、現地で作ることがもっとも生産性が高いということです。これはあくまでも僕自身の例ですが、皆さまにとっても同じようなことがあるのではないでしょうか?

本が凄く好きで沢山の情報量を持っていても、その知識を使って何かを実行したことがない人はその知識は本質的に活用できておりません。
仮に知識がない人でも経験があるのであれば、後者の方が説得力も信頼も高いでしょう。
僕は少なからず経験という情報をアウトプットしているつもりですが、正直経験の1割も出せていない感覚があります。特に忙しければ忙しいという時程このように共有ができていません。

ちょっと話が変わりますが、過去これまで様々な形で絵が描かれてきましたが、ミッドジャーニーのようにいよいよAIが絵を描ける時代になり、多くの人が画力を身に付けました。
そういう状況の中で画家としてどのように差別化できるか、そのヒントは現地に隠れているような気がしております。
というよりもう見つけますが、この話はまた別の機会に。

■現地の情報量を掘り下げる
ネットで得られる情報は「引き出しの取っ手」くらいの情報なので、きっかけにしか過ぎません。本質は現地にしかありません。
現地の情報は連鎖的な情報を持っており、情報の複利とも言えます。
大切なのはその複利的に働いた情報を、どのようにして自分に落とし込んでいくかということです。
バックパッカーがなんとなく世界一周をしても何も得られないのは、この意識が関係しています。なので現地での膨大な情報を受け入れる仕組みをまずは考えておいた方がいいと思います。
因みに僕の場合は絵に落とし込むというのと、ラジオで話をするというような形で必ずアウトプットという形で落とし込めるようにしてます。受け入れ態勢を疎かにするとせっかくの学びの機会が時間と共に記憶から消えてしまいます。まずは行動!も大切なんですが、それを受け止める工夫も同時に準備をすることで現地の複利情報を効果的に吸収できると考えております。
特に僕のように自分と不器用と感じる人は尚更、仕組みで解決できるようにしておくといいかもしれません。
個人的には「誰かに話す」とか「ブログ書く」は効率が良いと考えています。誰かに届ける為には工夫しないといけませんし、アウトプットしておけば見直す機会も作れます。
僕は「想い出の一文字を形に」というコンセプトを軸に活動をしているので、尚更ここは意識を向けて取り組んでいく必要があります。

という訳で、現地の情報量は複利的な側面があるので、それを受け入れる仕組みも大切ということです。


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