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怪しいイベントを開催しました!

タイトルが凄く怪しいですね。実際は、愛知県豊橋市にあるロワジールホテル豊橋のホテル館内と全客室(379室)に一文字アートが常設されることになりましたので、現場の視察を兼ねた客室巡りというイベントです。客室を回りながら展示のイメージを捉えるというのが目的で中身はしっかりとした現地視察です。


急遽かつ時間も8/19の11時~12時という僕の都合すぎる開催にも関わらず、6名の方にご参加いただきました。ありがとうございます。
想像以上に有意義で学びの多い機会となりました。今回のプロジェクトで重要なのは、完成するまでに様々な方との接点の機会を設けることです。
今回のプロジェクトはかなり大規模なプロジェクトです。活動を通じてロワジールホテルを知っていただける、ホテルの裏側のお話が聞ける、一文字アートを知っていただける機会として非常に重要なプロジェクトです。
上述したような裏打ちもあって、客室巡り「参加型」に設定し、なかなか見れないリアルな過程を体感いただけるというのが「客室巡り」で知っていただく為のイベントでした。
客室巡りを通じて、未公表な内容や戦略が出てきたり、ご参加いただいた方のご意見が面白かったり、1時間では全く時間が足りない程の濃厚なイベントとなりました。

客室で寸法をはかる長澤翼

現地視察とコミュニケーションを終え、同時に作品のサイズ感や質感をイメージ出来たので、帰宅してから改めてイメージを試算してみたところ、1作品21,540円の費用がかかることがわかりました。全部で379部屋なので8,163,660円です。今までのイベント経験から予算は膨らむので、きっと1000万円程の費用がかかります。
しかし、ここは少し疑問を感じている部分があるので、違う方向で動いてみます。さて、いずれにしても個人事業主のプロジェクトで1000万円の費用はさすがに大変です。
しかしホテルからはお金は受け取りません。格好つけている訳ではなく僕は「自由」という前提がないと良い結果が出せません。つまり超が付くほどのワガママ野郎なだけです。

資金を受け取ることで様々な条件や制限などが加わることも多いので、そのような場合はアートとして面白いものが作れる自信がないのでお断りをさせていただいてます。
それに、1000万円を自分が出して作ったってプロジェクトって名刺になるじゃないですか?というのは冗談で、資金繰りを考えるなかに、人との接点をつくる潜在力が沢山隠れているような気がしてなりません。
とても簡単に集められる金額ではありませんが試行錯誤しながら、長期プロジェクトに向き合って参ります。

スペインからの帰国難ぶりに切羽詰まっておりますが、やはり追い込まれると集中力が全然違いますね!


スペインの時は事故でしたが、今回のような健全な追い込まれ方というのはたまに設定した方が自分を動かすのに都合がいいですね。
とにかくあらゆる事に手探り状態ではありますが、8/19の客室巡りを参加型にしたのは、副産物が見つかり非常に良かったですし、金額的な規模間が把握できたので良い機会となりました。

しばらくの間は愛知に通って色んな人に会いにいき、アイデアをいただきながら、マネタイズしながら作品制作を行うという超自転車操業で走り抜けます、と言ってもこれは僕のお家芸なので今までと変わった訳ではありません。理由としては色々考えてから動きだすというのは性格に合っていないのと、時代の変化は想像以上に早いので思考を固めたところで変更を余儀なくされる可能性があるからです。
ということで大規模プロジェクトのレポートでした。

以上、大規模な自転車操業が始まりました。


ロワジールホテル豊橋の宿泊部長(左)、松井さんと記念写真


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