今更聞けない!「mix」のあれこれ~ コンプレッションの理解と応用~

みなさんこんばんは、tsubasa.addことつーちゃんです。本日は コンプレッションの理解と応用のお話をします。

コンプレッション


コンプレッションは、ミキシングにおいて重要な役割を果たすプロセスであり、音源のダイナミクスをコントロールして音楽全体のバランスを調整します。

基本原理


コンプレッションの基本的な原理は、音源の振幅が一定の閾値を超える場合に自動的に音量を下げることで、音の振幅の変化を均一化することです。

コンプレッションを使う理由

コンプレッションを使う理由の1つは、音源のレベルを安定させることです。

例えば、ボーカルトラックでは、一部のフレーズが他の部分よりも大きな振幅を持つことがあります。コンプレッションを使用することで、これらの振幅の差を縮小し、より一貫したボーカルトラックを得ることができます。

また、コンプレッションは音源の攻撃を強調するためにも使用されます。例えば、ドラムトラックでは、キックやスネアのアタック部分を強調するために、コンプレッションを使用することがあります。攻撃部分をより目立たせることで、音楽全体のリズムやエネルギーを向上させることができます。

コンプレッションの設定要素

コンプレッションの設定にはいくつかの要素があります。まず、スレッショルドは、どの振幅以上の音をコンプレッションするかを決定します。レシオは、振幅がスレッショルドを超えた場合に音量をどれだけ下げるかを制御します。アタックとリリースは、コンプレッションが適用される速度を制御し、音源の性格に合わせて調整されます。

コンプレッションテクニック


サイドチェインコンプレッションというテクニックがあります。これは、1つの音源の振幅に基づいて別の音源のコンプレッションを制御する方法です。例えば、ボーカルトラックにキックドラムの振幅を使用して、キックの打音がボーカルの音量を下げるようにすることができます。


コンプレッションの使い方をマスターするには、実践と経験が必要です。さまざまな音源に対して異なるコンプレッション設定を試し、効果を評価することで、コンプレッションの理解と使い方を向上させることができます。


本日はここまで!
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