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(今更ですが)帰国しました!

大分今更になってしまいましたが、
3月末に日本に帰国しました。


本来なら4月26日に1年間の任期を終えて帰国となるはずが、
コロナの影響で全世界の全青年海外協力隊が一斉帰国、
私の場合は1か月任期を短縮し派遣終了という運びとなりました。



現在の世界・日本の状況を見ても、
それをどうこう言っている場合じゃないんだけど、
ただでさえ短い1年という任期を最後まで全う出来なかったことに
おこがましくも残念さと悔しさとが混じってしまう。

でも、今の全世界でのコロナの状況や、
同期隊員は残り1年という任期を残して一時帰国し、
いつ戻れるのか、というか戻れるのか分からない状況で過ごしているのを考えると
そう思うこと自体も申し訳ないことなように感じてしまったりします。




3月中旬頃、今回新型コロナウイルスの拡大を受けて、
感染者が多い国からぽつぽつと退避(一時帰国)が決まっていき、
3月18日ごろにはJICAが全世界に派遣中の隊員約1,800人の一斉帰国を決めた。

その当時は日本がまだまだ世界的に見ても感染者が多かった時期。
インドネシアでは世界でも遅いタイミングで、3月2日に国内初感染者が確認され、
帰国が決まった時でも約150人程度。
一方日本はその当時感染者数は約800人で、
クルーズ船の報道もあり、世界からも注目を集めていた時期。


インドネシアの友人からは
「なんで帰るんだ?インドネシアの方が安全だろ?」
と言われていたくらいのタイミングだった。


急遽一時帰国という連絡を受けてから3日後に日本へ帰国することになって、
その時はここまで拡大するという想像力を持っていなかったから
正直に言えばJICAのその対応に不満を持っていた。

ただ、航空機が相次いでキャンセルになり、
インドネシアの場合は国内線すらキャンセルになっている今の状況を考えると、
コロナになるというリスクももちろんだけど、
それ以外の疾病に罹った際のリスクが大きすぎる。
(地方だと病院の質が低いので、大きい病気・けがは首都や他国の大病院に行くのが多い)


隊員の安全確保を優先して一時帰国を決めた判断は
今考えるとすごく正しく、何よりありがたいものだったと改めて思う。
本当に守られていることを最後の最後で痛感しました。





帰国後には2週間の自主隔離を経て、所属元の会社に復帰して
早1か月が経ってしまいました。
元気いっぱいにStay Homeをしています。


インドネシアにいた時間が嘘のように感じて、
iphoneのカメラロールを見ては「ああ、現実だったのか」と思い直すことを繰り返し、
それでもものの数日で日本の生活に慣れている自分に唖然とします。



このNoteも、
JICA海外協力隊(青年海外協力隊)に関しての活動や、
インドネシアのこと、環境問題のこと、
その中での葛藤なんかもちゃんと伝えたいなあと思って
そして何より自分の振り返りを出来る機会として始めたこともあって。

もう帰国してしまってはいるのですが、
時間があるときに、あと数回くらいは
活動の振り返りなどはしたいなあと思っている今日この頃だったりします。

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