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日々の泡

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その場その場で感じたことを徒然なるままに。
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#環境教育

クラウドファンディングが、嫌いだった。

クラウドファンディングが嫌いだ。 正確に言うと嫌いだった。 仕組みは知ってる、みんなからお金集めてその人の夢叶えるんでしょ?ってくらいだった。 お金を集めている人は、みんな自分の信じたやりたいことを真っ直ぐに語れるキラキラした人たちで、 熱い言葉と、未来のビジョンと、彼らの笑顔の写真が載ってて、それを応援してくれる人がいて。 なんか、嫌だった。 ちゃんと内容を見るのも嫌だった。 でもその理由は、何となく気づいていた。 それは、お金があってもやりたいこともなかった自分が

きっと僕は「世間」教の信者

宗教というものを、僕は殆ど知らない。 多くの日本人と同じく無宗教だし、 しっかりとそれについて考えたこともないから まったく知識もない。 父は仏教徒で、母はクリスチャンだけど、 そこまで敬虔な訳ではないし、 両親の宗教を知る機会は、祖母が亡くなった際のお葬式と入るお墓の違いでしか認識したことがない。 そういう背景もあって、 もう誤解を恐れずに言うと、宗教に全く興味がなかったし 今でもどうしてそこまで神を信じれるのか、分からない。 (批判している訳でも、否定している訳でもあり

「お前は何の為にここに来たのか?」

青年海外協力隊には職種という専門分野が存在し、 それに基づいて各国各地域に派遣される。 私の場合は環境教育。 環境教育でも大きく分けて2種類ある。 いわゆるグリーン系と呼ばれる環境保全を担うようなものと ブラウン系と呼ばれるゴミ問題を扱うもの。 もちろんどちらも切っても切り離せないものであり、 どちらに取り組んでももちろんいい。 ただ、配属先が国立公園だったり環境保全に取り組むNGOだったりすると 自然と軸足は前者になるし、 役所の環境局の廃棄物関連の部署に配属となれば

日々の感情の泡

海外旅行に初めて行ったのは20歳の時。 それまでは海外なんてなんだかとーっても遠い気がしていて、選択肢にすらも入ってなかったなあなんて。 初めて海外はインド。1週間という短い期間だったけど、ガンジス川やタージマハルなどの観光地を回って、すごく刺激的で楽しかった。 そのあとも海外の観光地に何か所かに旅行で行った。それぞれに雄大な自然や歴史的な建造物、野生の動物や綺麗な街並みがあった。でも何だろう、それはそれですごく楽しい。だけどなんだかだんだんと物足りなく感じてきたりもし