ナミヤ雑貨店の奇蹟

最近読んだ本です。
今迄はネタバレをしてしまうのが怖くて、内容にあまり触れないようにしてましたが、YouTubeのショート動画でオススメの小説をみて、そんな感じに上手く伝えられて、1人でもその作品を呼んでくれる人が増えたらいいなと思ったので、頑張って書きます。

第1弾は東野圭吾さんのナミヤ雑貨店の奇蹟です。
あらすじはこんな感じです。
冒頭は、深夜に悪さをしてきた3人組が車で逃げているところから始まります。
その車が故障し、どこか隠れれる所を探していると、1人が廃屋を見つけてきます。
それがナミヤ雑貨店というかなり前に閉店している雑貨屋でした。
この店は以前、手紙を店のポストに入れておくと次の日には店主がそれに対して返答を書いて悩み相談をしてくれるということで有名になった店でした。
3人は、朝までそこで過ごすことを決めるのですが、潰れた店にも関わらずそこに一通の悩みの書かれた手紙が投げ込まれるのでした。

物語はこうして始まるのですが、1章目を読み終えた僕はこれは面白いなと思いました。
ただ、その後が心配でした。
同じような形で進んでいくのも十分に面白いですが、それは1章目の二番煎じになってしまい、超えてこないと思ったからです。
しかし、その問題を視点や人物などを変え、全く飽きず、1章よりも楽しみながら読むことが出来ました。
そしてそれらの物語が最終的に繋がっていく様子は読んでて非常に気持ちよかったです。
これでハードルが上がってしまうと困るのですが、謎解きのないミステリーの分野で僕はかなり好きでした。
手紙を書かなくなってしまった昨今ですが、こんな不思議な体験ができるならば、手紙を書いてみるのも面白いと思いました。
映画化もされている作品ですので、映画も僕は見ようと思います。
是非ナミヤ雑貨店の奇蹟をどのような形でも大丈夫ですので、お楽しみください。

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