見出し画像

2023年、「元図書館司書」というタグをつけた

2023年春、名刺を作り直しました。その時、肩書(タグ)を「ライター」から「ライター(元図書館司書)」と変更しました。


フリーランスになって、名刺を作ったけれど……。

2019年4月にフリーランスになってすぐ、名前と連絡先のみのシンプルな名刺を活版印刷で作りしました。

その時は、
「これから、ライターとして活動するぞ!」
と、肩書は「ライター」としました。おそらく、「ライター」と名乗れば、誰でも「ライター」になれると思います。

ただし、翌年から新型コロナ感染症の拡大の影響で人とリアルで会う機会も減り、最初に作った名刺は、なかなか減らなかったですね。
そもそも、最初に作った名刺自体、シンプル過ぎて、特徴もなく、埋もれてしまう典型的な名刺だったように思います。


図書館司書のキャリアはタグになる?

自己紹介では、
「元図書館司書です」
と言っていますし、プロフィールシートにも「図書館司書歴30年」と入れていますが、実は「元図書館司書」とタグをつけることに抵抗がありました。

「元図書館司書」「図書館司書歴30年」というキャリアは、誰から見ても、私のタグになります。
でも、私自身は
「自分は図書館司書として30年働いたけれど、早期退職したので、図書館から逃げたように見られるのでは?」
という気持ちもあり、図書館とは利用するけれど、図書館とは少し距離を置こうとしていて、モヤモヤしていたのかもしれません。

今年、「コンサルタント養成講座」を受講している中で、自己ブランディングについて改めて考える機会がありました。そこで、自分がフリーランスとしてうまくいっていない原因は、「自分が何者か」「どのようなサービスを提供できるのか」という自己ブランディングがきちんとできていないことが原因と再認識させられます。

自分がどういうライターで、どういうサービスが提供できるのかをもっとわかりやすくしないといけないのだけれど、私が何が提供できる?
大学で図書館のことを教えているし、「元図書館司書」と堂々と名乗っても良いのでは?
「元図書館司書のライター」ってあまり聞かないし、もしかしたら、差別化できる??

ぐるぐる考えて悩みましたが、今年の春、名刺を新しく作った時に、「ライター」から「ライター(元図書館司書)」にタグを変更しました。(名刺はネット注文で作成しました。)


「元図書館司書」のタグで活動します

今年は、リアルなイベントも開催されるようになり、名刺交換をする機会が増えました。その中で、「(元図書館司書)」のタグへの反応が意外と多かったように思います。会話の糸口になりますし、自分が何者かを知ってもらえているような気がします。

「元図書館司書のライター」のタグでリスタートした2023年。2024年も、引き続き、このタグで活動します。
図書館の便利な使い方などの情報も発信できればと考えています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?