米国株旅日記ーー2月1日のアメリカ市場

昨日のマーケットの動きを書いていこうと思います。

今のアメリカマーケットは「ゲームストップ問題」が中心になって動いています。

ショートスクイーズですね。

解らない人に大まかに説明すると、空売り(株を売りで信用取引する→後程下がった時に買って持ってくる→売って手元に入った分−下がった分が利益となる)という取引方法があります。

後々下がるという予想される株にやる取引方法ですね。

それに激怒したのがアメリカ版2ちゃん(現5ちゃん)RedditのWSBのユーザーたち。その数260万人と言われています。

みんなで買ってしまえ!釣りあげてしまえ!と一致団結して、ゲームストップ株(以下GME)をロビンフッドという株取引アプリで皆で買っていきました。

ゲームストップという会社はゲームの小売店で大赤字を垂れ流している会社です。

その株を数ドルそこそこの株を一時487$程度まで吊り上げました。

これに焦った空売りをメインにしていたヘッジファンドは慌てて他の株ポジションをバーゲンセール値段で投げ売りし、大赤字覚悟でゲームストップ株を買う羽目に…。

というのがこの頃起こっていた米国市場の大幅下げの原因です。

ですが、昨日の株式市場はその騒動から冷静さを取り戻したかのように優良決算銘柄だけでなく、オールドエコノミーやこれから成長が望めるものが大分上げに転じました。

ワクチン株は落ち着いていた感じでしょうか。

ヘッジファンドの人たちも冷静になったという事でしょう。

ロビンフッドがゲームストップ株を買い禁止にしたのが大きいと思います。

これヘッジファンドがしかけたわけではなく、WSBのユーザーたちがGMEの株の注文を出しすぎたのが原因でロビンフッドが補償金を支払えなくなったのが原因。

ヘッジファンドまたかよ…!という意見も多いですが、そうではなくロビンフッドユーザー、ひいてはアメリカの株式市場全体を守るための処置ですね。補償金でロビンフッド倒産、その余波でアメリカ株式市場が混乱するのを避ける処置です。

WSBのページを見てきましたが、彼らの目標株価は1000$らしいですが、上がるわけないですね。これからはどんどん下がる一方だと思います。

それに反発して他の優良株は上がっていくと思います。

これからの需要は半導体、非接触、フィンテック、ノンカーボンエネルギー、情報セキュリティ、電気自動車や自動運転技術、電気の分野だと思います。

それらの個別銘柄、もしくはETFなどが今のおすすめですね。

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