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チコリーの学びを日常に

マザーテレサの名言をご存じでしょうか?
(これ、ガンジーのお言葉説もあって、どちらが本当なのでしょう?)

思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。

というものです。
初めて読んだ時、ハッとしました。

思考からはじまり、最後はそれが運命になる。。

子育てに苦悩していた時の自分にかなり刺さったお言葉です。

バッチフラワーレメディの38種類の感情を学ぶと、今までの「思考」ルーティンが少しずつ変わってきます。

例えば私の日常でいうと、

「歯、ちゃんと磨いた?」
「ごろごろしてないで友達に連絡して外に遊びに行って来たら?」
「今日はいつもより冷えるから温かい恰好をしていきなさいよ!そこに置いてるから、これ着ていきなさい」
こんな会話は日常茶飯事でした。

とくに男の子はぼーっとしているので私がサポートしてあげないと。と隅々まで目を光らせていました。

思春期の息子たちはうっとおしそうに、無視したり、はーい。と返事をしてそのままやらなかったり、わざと?というくらい薄着をして出かけていたりしていました。想像通りの展開ですね^^ 

私は家族とはそういうものだ。口うるさくいちいち忠告するのは愛情の一つ。だと思っていました。

だから、薄着した翌日ちょっと鼻水が出ていることに気が付くと、
「ほらみて!昨日薄着したせいよ!ちゃんとママの言うこと聞かないから」とすかさず言うようなタイプです。

でも、これも幸せなコミュニケーションの一つ。と満足している自分がいました。

そういう生活を続けると、喧嘩になったときに子供がなんというか想像できますか?

●●なのはお母さんのせい!
ママが●●やってくれたらいいじゃん!

と、うまくいかないことがあると母親のせいにしたり、自分のことを自分で責任を持って取り組まず、母親にやってもらおうとします。

そこで、私は怒ります。

「そのくらい自分でやりなさい!」
「●●だったのは自分が悪いんでしょ!人のせいにしないで!」

このルーティンを延々13年繰り返していました。

バッチフラワーレメディのチコリーというレメディは、おせっかいな母親にぴったりのレメディです。

ついつい、良かれと思って口出しをしてしまう。「あなたの為なのよ」と隠れメッセージを添えて、あれやこれやと、先回りして、手出し・口出しをする母親のためにバッチ博士が作ったレメディです。

そんなチコリータイプの母親は、時々悲しくなります。

「私がこんなに尽くしているのに、みんなありがとうも言わない。」

旦那も子供も、私に感謝の言葉すらかけてこない。と、悲しみに暮れます。
このときのチコリーさんの心は本当に苦しいです。
なぜなら、自分のしていることを自覚してないから。

このレメディが必要だった当時の私は、家族それぞれの自立を毎日少しずつ蝕(むしば)んでいたと思いました。

結婚し、子供を産み、育てる時、私たちは何を最終目標にするのでしょうか?

最終的には、精神的な自立、喜びを感じながら親元から巣立っていく子供の姿を目標としたときに、

手取足取り、先回りして、口八丁手八丁で、指示だしをして子育てした子供が、大人になって精神的な自立ができているかというと、それは・・・できていないだろうな。と思ったのです。

私の日常の口出しと、将来の目標は全くむつびつかない行動になっていました。

小さいときには必要だったお世話を大きくなっても当たり前のように延々とつづけ、あれこれ口やかましく指示出しをしていました。

レメディを学んでチコリーを飲み始めた最初の方は、自分の普段の行動や言葉を意識するようになりました。

宿題したの?という何気ない、いつもの言葉もためらうようになります。

・・・これは、チコリーの状態なんだろうか?

明日は友達を家に呼ぶって言ってたけど、部屋を片付けなさいというのも
チコリーになるのだろうか?

そんなことをいちいち自問自答するようになりました。

だんだん私の心は苦しくなってきました。

今までのすべての声掛けが間違っていたのかもしれない。自分に自信がなくなりました。

そこから、思うように言葉を発することが出来なくなり、ある日、我慢できなくなって、もういいや。思うままに話そう!

気になることは、やっぱり伝える!と思いました。

でも、一度自分の発言についてしっかり向き合って見直しをしたおかげか、口からでる言葉が柔らかい表現に変わっていました。

今までの発言をふりかえることで、自分の言葉の使い方をゆっくり見直す機会をもらいました。

今までの口出しが10としたら、半分くらいに減っていたと思いますが、少しずつ、子供に思ったことを伝えはじめました。

でも、以前の自分とは違っていました。
子供たちがその通りに従わなくても、イライラしにくくなり、コントロールしたいという気持ちが減ってきました。

発言した後の、子供の変化も敏感に観察するようになりました。
今までは言いっぱなしだったのに・・・。

チコリーの状態の人は寛容さがあまりないので、いちいち口出ししたり、こうしてほしい。という自分の想いを押し付けるのですが、相手が本当に望んでいることかどうかまで気にしません。

おそらく、これを望んでいるだろう。というおせっかいな自分の世界の住人だからです。

今までも数々の育児本を読んできて、理解しても実践できなかった私ですが、本気で変わろうと思って、意志を明確にしてレメディを飲むことで、子供の自発的な行動にこそ、意味がある。と思えるようになり、口出ししたい衝動がかなり減りました。

今までの子供のコントロールに使っていた時間や、そのあとのイライラやもやもやの時間を含めると、案外自分の時間を使っていたことに気が付いたことも、新しい発見でした。

自分が機嫌よく過ごすためには、まずは世話焼きとコントロールへの執着の手放しが必要になります。その空いたスペースに、自分の好きなものを埋め尽くしましょう。

そうすることで、「ママの日常」は自分の好きが増えてきて、満たされた思いは、良い愛情の循環を生み出します♪

バッチフラワーレメディについてはインスタでもご紹介しています。
@ai_suhi_flower

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