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現在の相場状況を把握するのに最適!つばめ投資顧問の週次レポートを特別公開!

つばめ投資顧問では、会員の皆様に毎週土曜日にその週の相場を総括する「週次レポート」を提供しています。
この記事では特別に過去の週次レポートを公開したいと思います。

会員になったらどんなレポートが見れるのだろう?と気になっていた皆さんは必見です。

週次レポートとは?

週次レポートとは、会員の皆様に毎週提供している相場レポートです。

レポートの内容は主に

  • パイロット運用

  • 長期投資の考え方

  • 注目銘柄をピックアップして解説

などとなっています。

これを読めば

「相場がどのような状況にあるのか?」
「長期投資家は何を考えて投資しているのか?」

を理解することができます。

また毎週読むことで、投資家として大切な企業分析能力が格段に向上することでしょう。

週次レポート「間近に迫るリセッションを前に私たちがすべきこと」

ここで実際に会員様に過去に提供された週次レポートを特別に一部公開したいと思います。
今回公開する記事は、2022年7月に公開された「間近に迫るリセッションを前に私たちがすべきこと」と題された記事です。

※記事の内容や情報は公開された当時のものとなっていることをあらかじめご承知おき下さい。

ポイント

  • 米GDPは2四半期連続マイナスの「テクニカル・リセッション」。

  • 本格的なリセッションがいつになるかは分からないが、そのときは必ず来る。

  • 長期投資家にとっての買いのチャンスは近づいている。頭と心、お金の準備を怠らないように。

リセッションは「まだ」、しかし「必ず来る」

米国4-6月期のGDPが発表され、前期比▲0.9%と、2四半期連続のマイナスとなりました。表面的には、2期連続のマイナス成長は「リセッション」(景気後退)入りとされます。(これを「テクニカル・リセッション」と呼びます。)

ただ、表面上の数字がマイナスになったからと言って、本当に景気後退したかどうかは意見が分かれています。

マイナスになった最大の要因は、民間在庫投資です。コロナ禍での供給不足に対応してあらゆる業界で在庫を積み増した結果、在庫が十分に溢れてもはや積み増す必要がなくなったのです。これは直近インテルで議論していた半導体でもそのような現象が見られました。

一方で、景気実感と最も近い個人消費はなお連続でプラスを維持しています。いわゆる街角景気はまだ活況を呈していると言えるでしょう。したがって、今回の発表をもって「リセッション」を認定する可能性は低いと考えます。

出典:JBpress

もっとも、リセッション入りの定義を議論する意味はあまりないかもしれません。なぜなら、今後景気が後退することは明らかだからです。

在庫投資や企業設備投資が減少しているのがその端緒となり得ます。これらは「先行指数」と呼ばれ、景気に先立って動くものです。企業活動が鈍るとそれがやがて賃金に波及し、個人消費を抑えていよいよ本格的なリセッションに入るのです。

また、FRBが行っている金融引締めもやがて効果をあらわします。金利の引き上げは、設備投資や住宅投資を抑制します。金融引締めの大きな目的は「需要を減らして物価上昇を抑制すること」ですから、リセッションは避けられないことを意味するのです。逆に言えば、景気後退(少なくとも減速)が起きなければ物価抑制は叶いません。

すでに多くの企業がリセッションに身構えています。Googleは「好況期は終了した」と宣言し、新規人材採用を凍結しました。同じような動きが、ゴールドマン・サックスやAppleなどの一流企業でも見られます。

もはやリセッションは「来るか来ないか」ではなく、「いつ来るか」だけの問題になっています。(そもそも景気循環は必ず起こるものであり、リセッションがいつか来ることは普遍的な原則なのですが。)

株価にはある程度織り込まれているが、まだ底ではなさそう

リセッションが来るとして、株価はどうなるのでしょうか。

まず、今現在ですでにリセッションの到来はある程度織り込まれつつあるというのが私の見方です。単純に考えても、ダウ平均株価は年初来10%下落しています。金利上昇と、来るべきリセッションを予期してのものと考えられます。

一方で、足元では上昇しています。「テクニカル・リセッション」が起きたことで、金利引き上げにブレーキがかかるかもしれないと予測されたからです。リセッションで株価が上がるというのはなんとも奇妙ですが、このように天邪鬼な動きをするのが株価の特徴でもあります。

中期的に見ればまだ底は見ていないのではないかと思います。なぜなら、「本当の」リセッションによる企業の業績悪化はまだこれからだからです。

株価を単純にEPS(1株あたり利益)✖ PER(期待)だと考えるなら、PERはすでにある程度下がったものの、EPSの低下はまだ実現していません。EPSが下がり、PERが下がる=人々の投資意欲がなくなった時こそ、株価が底を迎えます。

S&P500 PER推移(出典:macrotremds

もっとも、底がどこかを言い当てることは不可能です。ただ、実際の業績悪化が見られない今は「まだ」の可能性が高いと言えます。そして、業績悪化が相次げば当然投資家心理は悪化しますから、その時こそいよいよ底が近いと考えます。

続きは会員サイトにて

この後に「長期投資家がすべきこと(見極める→買うの流れ)」そして「良い結果を生むための準備」とまだまだレポートは続きますが、今回公開できるのはここまでとなります。
続きが気になる方は是非つばめ投資顧問に入会してご覧になってください。

※会員様は過去に公開されたレポート(2022年11月時点で313号発信)の中から、2019年以降に配信されたレポート全てを閲覧することができます。

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