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もうだめかもしれない

2022年8月より、5歳児女の子の委託を受けました。
仮名をイチコとします。

里子マッチング(2022年6月)からずっと頑張って来ました。
イチコと向き合い、お世話をして、安心できる場所を作ってあげようと必死で、自分の状態を軽視していたような気がします。


ダメと気づく

2022年11月2日、この日は夕食に間に合うぐらいに夫が帰って来たと思います。
何か片付けをしている時に、夫に投げかけた言葉がキツかったようで
「そんな言い方しなくてもいいんじゃない?!」
とイラついた言葉で返って来ました。

わたしはハッとして頭が一瞬真っ白になり、糸が切れる音が聞こえました。
しかし、すぐに
『ごめん、八つ当たりみたいになった』
と言い、そして、小声で
『もうダメかもしれない』
と言ってどうしていいかわからなくなりました。

自分に気づきを向けるがまとまらない

夫がイチコを寝かしつけている間に私はお風呂へ入り、自分と向き合うと限界が来たのだと悟りました。
湯船に浸かりながら、今までの振り返りや今の心を見つめて、これからを考えようとしましたが、どうするべきかわかりません。

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