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里子マッチングの記録#19 姿が見えないと不安

2022年8月1日、我が家でのマッチングです。
10時の予定
前日に至仏山に日帰り登山をしたので、怠さが残り、洗濯物が多く、荷物などの片付けも残っており、時間までに終わらすことができない中
10分前に到着したので焦りました。
(早めに来ることがほとんどなかったので)

本日の予定をケースワーカーと話をしてから、子供と心理士を交えて話し、今日の予定を心理士が書いてくれて、マッチングスタートです。

『洗濯が途中だから、テレビ見てて』
と言い、わたしは脱衣所へ行きました。
そして、洗濯物を持ってリビングを通り、ベランダに干しに出ました。
わたしがベランダに移動したのがわからなかったのか、姿が見えない時間が長かったからか、リビングに戻ると脱衣所の前に行って泣いていました。

『ごめんよ 洗濯を外に干してたんだよ』
と言いテレビの前に連れてきて、寄り添ってテレビを見ることにしました。
(あともう少し外に干したかったんだけど この時はどうしたらいいのか分からず)
すぐ泣き止んでくれて、アニメの1話が終わると10時半ごろで
「お腹空いた」
といわれました。
『お腹空いたの?まだ10時半だけど 何時に朝ご飯食べた? どうしようかな?』
というと
「空いてない」
と言いました。
そうか!?何だったのだろうか?
予定が、遊んだらご飯食べての予定だったから、なのかもしれないけど、と思いながら、遊ぶことにしました。

おもちゃ箱を広げ、何をするか聞くと、折り紙というので折り紙と本を渡しました。
わたしは、前回の塗り絵が途中だったので
『これをするね』
と言い塗り始めました。
そうしていると
「やっぱり折り紙しない ぬり絵にする」
と言い出しました。
同じことをしたいのかな?と思い一緒にやり始めました。

昼食の時間になり、またテレビを見せて、作ることにしました。

本日のメニューは、そうめん、ほうれん草の白和え(シーチキンとコーン入り)、すみっコぐらしのかまぼこ、アンパンマンのチーズです。

シンクの前に立っているとわたしが見えるのだけど、コンロの方にいると見えない作りになっていて、わたしが見えない時があるとキッチンまで来て、料理しているのを見ていました。
「これなに?」
と聞いてきたりするので、説明しながら作りました。

完成していざ食べる時に
『いただきます』
とわたしが言うとキョトンとしているので
『食べる前は いただきますって言うんだよ』
と教えたのですが、何も言わないので
『じゃ食べよう!』
と言っても食べようとしません。
『先食べるよ』
と言うと首を振りました。
『食べようよ』
と更に言うと
「言えない」
と泣きべそをかいたのです。
”いただきます”を言わないと食べちゃいけないと思ったようです。
『そしてら手を合わせて いただきます いいよ食べて』
というと手を合わせてくれて、食べ始めてくれました。

今回はお箸を用意したのですが、上手くすみっコぐらしのかまぼこが取れなかったので、フォークに変えてあげました。
お箸の練習が必要みたいです。
ほうれん草の白和えは手をつけてくれませんでした。

今はマッチング中だから、好きなものだけを食べてもらえればいいけど、どうやって今後いろんなものを食べさせたらいいものだろうかと考えてしまいます。
食べ終えたら、食器を片付けるのを持ってきてと言うとやってくれて、お手伝いもちゃんと出来るんだなと感心しました。

食後のデザートで、桃を出すことにしました。
桃を切る様子を見るのが初めてなのか
「洗うの?皮きるの?」
など、ひとつひとつ聞いてきました。
そして、美味しそうに食べてくれました。
果物は全般的に好きなのかな?
そろそろ、梨が出てくる頃なので、梨の話をすると知らない様子でした。

季節によって食べれる果物があるという話をしてあげたりして、今回の桃はふるさと納税の定期便だったので
『次に来るのはシャインマスカットだよ』
と言うとシャインマスカットは知っているようでした。
他にもいろいろな果物の話をして
『その時に美味しい果物を食べようね』
と言うと嬉しそうでした。
午後も和やかに過ごしました。

Appleミュージックで、邦楽キッズベストソングを流していたら、紅蓮が流れて
「禰󠄀豆子が好き」
と言いました。
『鬼滅の刃見た?』
「全部じゃないけど見た」
鬼滅の刃を見たいというので、Amazonプライム・ビデオでつけるとストーリーを説明し始めました。
いつもより、生き生きと楽しそうに
「うんとね あのね 、、、、」
と一生懸命に無限列車もちゃんと知ってて、その頃に保護されたてるんだろうけど、映画を見たのかな?

鬼滅は大人にも子供にも大人気ですからね。
友人の子は怖くて見れないなんて言っていましたが人が食べられるシーンを見ても平気そうでした。
怖さというのは、いろんな経験をしてから生まれてきたりもするので、今後はどうでしょうかね。

今回はたくさんコミュニケーションが取れたように感じます。
回数を重ねるのは大事ですね。


次はいよいよお泊りです。
お迎えの際に、日にちは言わずに
「次はお泊りだよ」
と伝えました。
無反応でしたが、ドキドキしているんだろうなと思います。
わたしもドキドキです。

夫とは何度か児相で会ったくらいで距離を縮めることが出来ていないので 不安でしかないようです。

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