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里山大百科「春」さまざまなカエル

カエルなどの両生類は、水辺と陸地の両方の環境が良好な状態に保たれていることが重要だ。
皮膚が薄いという体の構造は、酸性雨などの水質汚染にも弱く、世界中で減少が心配されている。
当然、その影響はカエルを餌とするヘビ類、さらにそれらを捕食するサシバ(タカの仲間)の減少となり、里山の生態系全体に及んでいる。

▲トノサマガエル(トウキョウダルマガエル)(新潟県黒川村/新開孝・撮影)

主に水田や用水、水草の多いため池などで見られるトノサマガエル。関東地方ではトウキョウダルマガエルに相当する。

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