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シェア本屋/雑貨屋への思い、具体的な仕組み

本記事では、私たち「つばきのわ」がどうしてシェア本屋・雑貨屋を始めようと思ったのか、また、その具体的な仕組みについて書きました。この記事を読んで、ぜひ棚を借りて下さい!

書店・雑貨屋の運営を皆で共有(シェア)する

通常の書店が成立しない街で書店を作る仕組み、それがシェア本屋・雑貨屋です。

シェア本屋・雑貨屋は「棚に商品を並べる」「商品を仕入れる」という部分を、地域住民や本好き、作り手の皆さんと共有(シェア)し、運営していきます。

具体的な仕組みは?

棚の一部分を1000~2000円(具体的な金額は後述)で借りていただきます。そこに並べる商品は棚の借り手(皆様のことです)の自由です。

・自分が読み終わった中古本、子どもが昔読んでいた絵本

・自分がオススメしたい新品本

・手作りの雑貨

気に入っていたけれど使わなくなったモノ

などなど、棚に収まるモノでしたら、本や雑貨に限らず何でも自由です。棚の借り手は小さなお店の店主になるのです。棚の数は30を考えています。30の棚が全部埋まると、椿峰ニュータウンに30の本屋・雑貨屋ができることになります。これまで椿峰ニュータウンには書店がありませんでした。それがいきなり30店です。これって凄くワクワクしませんか?

大事にしたいのは「顔が見えること」

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上記はイメージ図です。店主の顔(もしくはイラストなど)と簡単なプロフィールを載せています。また、土井さんの本には「オススメポイント」「どんな人に読んで欲しいか」を書いています。

私たちが目指すのはジュンク堂でもAmazonでもない、ローカルな本屋・雑貨屋です。

そこの棚の店主がどんな人で、どんな理由で薦めているのか分かることが決定的に重要だと考えています。

地場の野菜が安心して食べられるのは、作った人の顔が見えることが一つの理由だと思っていますが、それに通ずる仕組みにしたいな、と思っています。

自分ができることを売ることも

棚の一つ一つが借り手の小さなお店になります。そこには上述のように、店主の顔、プロフィールを載せることができます。

自分の得意なこと、できることをそこで売ることもできます。具体的には

・革小物を作るのが得意で、オーダーメイドも可能です。革小物制作ワークショップを毎週〇曜日に開いています。

・小学生の子どもに勉強を1時間〇円で教えることができます。

・草むしりや買い物を1時間〇円で請け負うことができます。

・野外料理が得意なので、1回〇円のワークショップを毎週〇曜日に開いています。

などがあるでしょうか。皆さんのできることを持ち寄り、それを受ける人がいれば椿峰ニュータウンはもっと楽しくなると確信しています。

不用になった家電を売ることも

上記の「自分のできることを売る」とも共通しますが、不要になった家電を売ることもできます。例えば、テレビを買い替えたので、40インチテレビを5000円で売ります、などです。

具体的な料金

月々の棚の料金

棚の料金は、1ヵ月につき1100円~2200円(税込)で考えています(予定)。棚は現在作成中ですので、完成したら正式に発表いたします。

販売手数料

棚以外の料金では、販売手数料をいただきます(予定)。下記を考えていますが、当面の間は無料といたします。

2000円未満の商品:1個につき100円(税込)

2000円以上の商品:1個につき200円(税込)

契約期間

3ヵ月単位の契約とさせていただきます。(予定)

これって儲かる仕組みなの?

率直に申し上げると、棚の借り手の方に金銭的なメリットは大きくないと思っています。むしろ、赤字になることの方が多いかもしれません。シェア本屋・雑貨屋の試みは、経済的利益の追求ではないと思っています。

・椿峰ニュータウンに本屋・雑貨屋があると良いな、と思う人

・子ども達が本に触れる機会があると良いな、と思う人

・自分が読んだ本を適切な形で社会に循環させたい、と思う人

・コミュニティの拠点となる場所が椿峰ニュータウンにあると良いな、と思う人

・自分のオススメしたい本を他の人にも読んで欲しいな、と思う人

・自分のお店を持ってみたいな、と思う人

・わたしたち「つばきのわ」の将来に期待して下さる方

経済的に成り立ちにくいため、「共有(シェア)」という形をとっている部分もあります。また、私たち「つばきのわ」は経済的に成り立ちにくい、「駄菓子屋」「高齢者サポート」などのコミュニティビジネスを進めています。その応援という要素も含めて棚のレンタルを考えていただけると幸いです。

Q and A

Q. 新品本はどうやって仕入れれば良い?

A. 書名、著者名などをお知らせいただき、税込価格をお知らせいただければ、私たち「つばきのわ」が購入いたします。

Q. 棚は借りたくないけれど、本を売りたい

A. 私たち「つばきのわ」は古物商の免許を持っていないため、中古品の買い取りはいたしかねます。不要な本がある場合、寄付いただけないでしょうか?寄付いただいた本は私たち「つばきのわ」が販売し、活動資金とさせていただきます。量が多い場合はブックオフさんに引き取っていただく形も取らせていただきます。

興味ある方・棚を借りてみたい方はぜひご連絡を!

2020年8月13日時点での構想をまとめてみました。ここまで読んで興味がある!棚を借りてみたい!という方は

info@tsubakimine.com

までご連絡いただけますと幸いです。

ぜひ棚を借りていただき、椿峰ニュータウンに本屋・雑貨屋を開きませんか?そして、そこはコミュニティの拠点となっていくはずです。



よろしければサポートをお願いいたします! いただいた分は活動費として所沢市 椿峰ニュータウン地域のために使わせていただきます.