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ムハマド・ユヌスさんとSDGs

“Today, banking system denies access to majority of people of the world. Two-third of the people have no access to financial services. So, you need a banking system for poor people.
...Economy is in a way that takes things away from the bottom and push them to the top. That's why there is a income disparity in the whole world.
There are just 85 people in the world who own more wealth than the bottom half of the world. That's a kind of a concentration of resources and wealth in few people.”
(本動画6:10~抜粋)

https://www.youtube.com/watch?v=zqwA4Pp5ddY&t=760s

最近、SDGsの教材研究の一環として、グラミン銀行の創設者でありノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌスさんのことを調べています。

この動画は2015年のもので少し古いですが、日本語字幕もついており、ユヌスさんの英語も丁寧で分かりやすいので、中高生の英語教材として良いものだと思います。

ユヌスさんが母国バングラディッシュで、貧困層の方々に低利・無担保で融資する「グラミン銀行」を創設したのは、1983年とのこと。

彼の本『3つのゼロの世界~貧困ゼロ・失業ゼロ・CO2排出ゼロの新たな経済』を読みました。
彼が本で伝えているメッセージをざっくりまとめると…
「他者を蹴落とし、弱者を搾取しなければ利潤が得られない、という考え方は、大きな間違いです。人は誰もが、困っている人を助けたい、自分も誰かの役に立ちたいという純粋な心を持っています。環境問題を解決しながら、自分も豊かになり、世界を幸せにすることは、全て十分に可能です」
ということだと思います。

私がユヌスさんを知ったのは、数年前、父が彼のドキュメンタリーをビデオに撮って、何度も見ていたことがきっかけでした。
父が尊敬するだけあって、本当に素晴らしい方だと思いました。

『3つのゼロの世界~貧困ゼロ・失業ゼロ・CO2排出ゼロの新たな経済』
https://amzn.to/2YSChqc

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