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ナザレンコアンドリーさんの新刊を読みました

📘在日ウクライナ人政治評論家ナザレンコ・アンドリー氏の著書を読みました。
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ロシアのウクライナ侵攻、プーチンの発言(内容がコロコロ変わっている)を時系列を追ってレポートしており、情報が新しいので出版日時を調べたら、今年の5/3でした。
本屋さんで目立っていて買ったのですが、どうやら発売日当日に買ったようです。

ウクライナ・ロシアの歴史と現状はもちろん、日本の政治の問題点についても鋭く指摘しています。
例えば私自身は、同性婚も夫婦別姓も賛成ですが、アンドリー氏は、LGBT利権を過剰に守り続ける危険性(実際に欧米で起こっている過剰な個人主義、家族制度崩壊)など、自分にない視点を教えてくれました。

アメリカの人気議員、オカシオコルテスさんが、政治イベントで“Tax the rich”と書かれたドレスを着ていたそうで、(検索したら見つかったので写真を貼ります)
アンドリーさんは「なぜ”Save the poor”と書かないの?そちらの方が倫理的には正しいのでは?」と疑問を投げます。このように、共産主義が失敗してきた理由など、具体例付きの各イデオロギーの説明がわかりやすいです。
サッチャーの残した言葉”The problem with socialism is that you eventually run out of other people's money.”の意味がよく分かりました。

個人的には、アンドリーさんのような優秀な人が、なぜ日本留学を選び、今も日本で執筆活動を続けているのか気になりました。Twitterのフォロワーは20万人。ほぼ日本語のツイートです。この本は翻訳者の名前がないので、ご自分で日本語の原稿を書いたのでしょうか。18歳で日本に来たのに、こんなに日本語が上手なのかと驚かされます。

読書日記に使っているのは、有子山博美先生の英語手帳です。
昨日の単語はgritで、何となく聞いたことはありましたが、Romy先生がマンスリーコラムで詳しく解説してくださっています😃

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