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なまけものが書き続けるためには自分で「お願いだから撃たないでぇ」状態をつくる必要がある

突然ですが、想像してください。
ある日、なまけもので書くことが続かないあなたの前に、凄腕の殺し屋ゴルゴ13が現れこう言いました。

「これから毎日noteを更新しろ。一日でも更新が途絶えたら、そのときは、な……」

ゴルゴ13の最大射程距離は2km。
姿が見えなくてもどこからでも、あなたを狙い撃つことができます。
「三日坊主のなまけものだから~」なんていってられません。

「はい、書きます! 書くから2km先から狙い撃たないでえぇぇ!!」
と日々ゴルゴの銃口に怯えながら、毎日noteを更新するでしょう。

おお、これなら私でも毎日書き続けられそう。
なまけものの三日坊主でも書き続けられるようになるための方法。

かなり効果ありそう。
ただ、ゴルゴ頼みはちょっとハードルが高い。

それなら自分で自分に銃を突きつけて「お願いだから撃たないでぇ」とやるしかない。

一人コントみたいで、滑稽な気もするがまじめにコツコツ続けられないんなら手段を選んでいる場合じゃない。

というわけで、セルフ「お願いだから撃たないでぇ」について考えていきます。

一番の問題は「書かなくても困らない」こと

そもそも自分が記事を書かなくても、誰も困らない。
自分すら困らない。

なまけものにとってこの「別にやらなくても困らない」状態は非常〜にまずい。

やらなくても困らないことに、わざわざ時間と労力をかける気力がなまけものにはないんです。

私は3年前にWordPressでブログを立ち上げました。
はじめのうちは、毎日更新するつもりで記事を書きます。
それがだんだんと、一日あき、二日あき……

気づけば最後に書いたのがいつだったか、思い出せないくらいはるか昔に更新は途絶えてしまいました。

しかし更新しなくても、ブログを誰かに奪われるわけでもない。
サーバー代を払い続けている限り、ブログが消えてしまうこともない。
これといって、切羽詰まった事態になっているわけでもありません。

この「特に切羽詰まっていない」というのがなまけものにとって書き続けられない一番の原因だと考えます。

対策は書かざるを得ない環境に自分を追い込むこと

じゃあ、どうやって「書く習慣」をつければいいのか。
そこでさっきの自分で自分に銃を突きつける「お願いだから撃たないでぇ」の登場です。

要は自分で自分を書かざるを得ない状況に追い込みます。

例えば、

  • SNSで「毎日noteを更新します」と言いふらす

  • 締切が設けられている講座の添削を受ける

  • できなかったときの罰ゲームを決めておく

など。

方法はうまくいかなかった場合に、より自分にダメージの大きいものを選ぶのがよいでしょう。

SNSで「毎日noteを更新します」と言いふらす

自分のことを見栄っ張りだと感じるなら、SNSや周りの人に宣言して見張ってもらう

「自分で言っておいて、達成できないなんてダサい」

そんなふうに周りから思われるなんて絶対に嫌! という自分の気持ちを利用して書き続けましょう。

締切が設けられている講座の添削を受ける

お金で損をするのが嫌なら、文章の添削をしてくれる講座に申し込んでさっさとお金を払ってしまう

人間は得することよりも、損をしたくないという感情の方が強く働く生き物なので、その習性を利用します。

先行投資した分、元を取らないと勿体ないと思って書き続けましょう。
なお「期日を過ぎたら一切添削は受けられません」だとなおよいです。


できなかったときの罰ゲームを決めておく

3つ目は、絶対にやりたくないことを罰ゲームにすること。
自分で決めたルールが守られなかった場合に、実行する罰ゲームをあらかじめ決めておきます。

破った場合、逃げる口実ができないように自分の外堀を埋めておきましょう。その際、絶対にやりたくないことを罰ゲームの内容にして、日々危機感を肌で感じながら書き続けるとよいでしょう。


手段なんてなんでもいい、とにかく書き続ける

私たちが書くことを習慣にできなくても、他の誰も困りません。
そのままやめてしまっても誰も気づきもしないでしょう。

自分の性格をわかった上で、それでも書き続けるためになんとかしようとあれこれもがいているなら、どんな手段でもいい。

「書き続ける」状況に自分を放り込むしかない。

自分で自分に銃を突きつけて「お願いだから撃たないでぇ」なんて、周りからみたら阿呆の所業かもしれないけど。
しかたない、なまけものだけど書くことはやめたくないんだから。

もちろん私もその一人。
だって言葉が好きなんだもん。
書いては消し、書いては消しを繰り返して、自分の文章のど下手くそ具合に勝手に打ちのめされてる。
それでもど下手くそなりにその時の120%の出来を目指したい。

だから全然書けなくなるときもある。
でもかの巨匠、スティーヴンキングも言ってた。
「作家になりたいのなら、絶対にしなければならないことがふたつある。 たくさん読み、たくさん書くことだ。 私の知るかぎり、そのかわりになるものはないし、近道もない」

そういうわけで、自分で自分に銃を突きつけてなんとかnoteを仕上げます。


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