椿

文房具、特に万年筆と手帳が好きです。革の手触りも好き。好きなものと興味のないものの差に…

椿

文房具、特に万年筆と手帳が好きです。革の手触りも好き。好きなものと興味のないものの差に戸惑いつつ生きてきましたが、それも漸く濾過しつつあります。毎日を、丁寧に。

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「心」を、綴るということ

手書きの手紙が好きでした。 小さい液晶に数字が届いたあの時から、文字が届くようになり、画像も届くようになり、いつの間にかリアルタイムで世界中とタイムラグもなく顔を見ながら話せる時代になりました。 指で打つメッセージはとても便利で、どんな言葉も相手に届けてくれます。 顔を見て伝えるには勇気がいることも、言葉で送るのはとても簡単です。 顔も知らぬ誰かと趣味を語り合うことも、地球の裏側の人とさえ、簡単に繋がることができる。 世界は昔よりももっと簡単に、広げることができるよ

    • お気に入りのもたらす効果

      大人になると、何故かわからないけれど憂鬱、という日が増えますよね。 何があった訳ではないんです、仕事だって多少のミスはあれど可もなく不可もなく進んでいるし、休みの日には会いたい人に会ってお酒を楽しんだりもする。 家に帰れば可愛い猫がいるし、趣味もない訳じゃない。 なのに、何故か、憂鬱な気持ちがなくならない。 圧倒的な、「何かが足りない感」 「個性を大事にしましょう」と言われたって、少しはみ出ればめちゃくちゃな勢いで叩かれるし、かと言って誰かの意見を大事にし過ぎれば「

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