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【御礼】Zoom京都「逆のものさし人参畑塾」in 茨木

【7/27 Zoom京都「逆のものさし人参畑塾」in 茨木】ありがとうございました。

今回のテーマは、『逆のものさし思考』第六講 “非効率を愛せよ”でした。

『逆のものさし思考』
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=153744056

『逆のものさし思考』目次
一、一元論で世の中を見る
二、非真面目のススメ
三、無学でいなさい
四、ファンになるな プレイヤーになれ
五、縦糸の読書をしよう
六、非効率を愛せよ
七、そもそも論を考える
八、NWB.SAL.ABI 三つの法則
九、答えではなく問いを見つける
十、自力と他力
十一、自(みずか)らではなく自(おの)ずから

パソコンやスマホが無くてはならない時代 、人工知能 AI の進歩が著しい時代、効率を追い求め、おおかた机上の頭の中で行き交う脳化社会になりました。

例えば、芸術家 岡本太郎の信念や生き方、作品の数々をテレビで観たり パソコン やスマホで観て頭の中で知っていても、

大阪万博会場 太陽の塔など、岡本太郎の作品の目の前に立って肌で感じることにこそ、

そこに流れている時代 や、太郎に至る時間の流れや太郎の後に流れている時間の流れなど、

その深遠な過去や、遥かな未来などが、「入我我入(にゅうががにゅう)」、我に入ってきて我がそこに入る、

そういう純粋経験がとても大事で、それが人間性を構築していくことだと思います。

効率的に頭の中で知った気になっていること、効率的に最速で無駄のない予定調和、

知った気になっていることを身体の感性で打ち破り、時間と身体を使って足を運ぶことで予定調和を壊す、

それが、“非効率を愛せよ”です。

ただし、非効率だけに偏ってはなりません。

機械を使って見聞きしたり、活字から学ぶ知識も大事です。

頭と身体、意識と感覚、知識と実践、どちらも人間の建設には必要です。

”中国の古典『四書五経』の四書『論語』『大学』『中庸』『孟子』の『大学』に、こうあります。

格物→致知→誠意→正心→修身→斉家→治国→平天下

物を格してのち知に至る。
知に至りてのち誠の意となる。
誠の意にしてのち心正しくなる。
心正してのち身修まる。
身修まりてのち家ととのう。
家ととのいてのち国治まる。
国治まりてのち天下平らかなり。

人の根本に【格物(かくぶつ)】があり、【格】には“きわめる”と”ただす”という意味があります。

学び“きわめる”と、実践して“ただす”、その両輪が人間を進化させてきました。

現代は、大きく頭に、学び“きわめる”に、効率に、予定調和に傾いて、冷たく硬くなになっています。

予定調和を壊し、身体を使い感性を覚醒し、非効率を愛する、その豊かさと温かさに目を向ける大切さを、今ひしひしと感じています。

次回、京都「逆のものさし人参畑塾」in大阪は、
2024年9月28日(土)、
🌟リアル大阪開催となります。

「逆のものさし人参畑塾」
https://note.com/tsubaki3103/m/mdb300ef0c5dc

次回、京都「逆のものさし道」in大阪、2024年9月28日(土)
🌟10周年記念大会となります。

「逆のものさし道」とは。
https://youtu.be/GN36fTMxRPg?si=EJTsRVcMHG52T_MW

【逆のものさし人参畑塾とは】
時代が変わっても変わらない人間の生き方を、歴史・先人から学ぶ“縦糸の読書”を通して、本質・真理を学び、それぞれの生き方に活かし、後世へ伝えていく勉強会。

明治初め福岡の女医 高場 乱(たかば おさむ)が、薬用人参畑の中で始めた塾「興志塾」(通称人参畑塾)で、西郷隆盛の精神を継ぐ頭山満ら玄洋社を育てました。

私利私欲に偏らず仁を尽す「殺身成仁」、何かに誰かにぶら下がらない「天下一人を以て興れ」、その精神を伝えていきたい。

「逆のものさし人参畑塾」ブログ
https://note.com/tsubaki3103/m/mdb300ef0c5dc

「逆のものさし人参畑塾」のもとには、「逆のものさし道」での学びがあります。

「逆のものさし人参畑塾」は、その「逆のものさし道」での学びを活かし、知識や方法としてではなく、

モノゴトの本質を見極め、
“人の道”のモノサシを身につけ、深い静けさと湧き上がる躍動を湛えた心を養うことを目指しています。

【逆のものさし道とは】
縦糸の読書を師とし、実践と対話を通して、世間の常識や多勢の空気に流されない確かなモノサシを身につけるための勉強会。

読書・実践・対話の中で、本質・真理に目を開き、またその本質・真理から自分自身を問う、それを繰り返して進む「道」です。


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