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最短より遠回り「郡山 逆のものさし講」

先日開催された「郡山 逆のものさし講」、清水代表はオンラインで、「直線は最短か?」「思いがけず利他」「くらしのアナキズム」などを紹介しながら講話されました。

その後「逆のものさし人参畑塾」、明治の博多、薬用人参畑の中で塾を開いて玄洋社頭山満らを育てた女医・儒学者 高場乱(たかばおさむ)の精神に学び、
時代や社会が変わっても縦に貫く精神は変わらない“縦糸の読書”を基にした勉強会。
今回のテーマ本は、1953年米国レイ・ブラッドベリによる「華氏451度」。
苦痛を避けて本を読まなくなった社会、疑問や思想をもってもらっては困る国家が本を読むのを禁じた社会を描く。
現代社会と我が身を省みながら、
もうすでに、「華氏451度」の世界の住人になっている。68年前の警鐘が、今、更に大きく響いてきます。


この一日を振り返ってみると…

郡山逆もの講生のIさんが、毎回車で、読書のすすめに迎えに来てくれて郡山へ向かう。(損得で云ったら損!?非効率!? )

郡山逆もの講代表も、朝、新幹線で読書のすすめへ来られ、Iさんの車で一緒に郡山へ向かう。(意味あるの!?無駄じゃないの!?)

篠崎を朝10時過ぎに出発して、郡山逆もの講会場到着が15時近く、途中で三春町「そば遊膳たむらや」で田舎蕎麦をごちそうになり、



始終、車中での三人の会話がサラサラと。(私が一方的かも!?)

損得や効率ではなく、直感的に予定調和を壊して、最短より遠回りな道。

そのお二人をはじめとして郡山逆のものさし講生の皆さんは、オンラインなのに会場を借りて皆集まり聴講、

世間の普通や常識を超えて、自分がとらわれ決めつけているものから自由になって、損得や効率という自分の頭を出て、世界の豊さと“真理”に触れている。

懇親会は、沖縄料理屋さん。お料理も店内も隅々まで気が通っていて、気持ちのいいお店でした。

私が冒険してオーダーしたノンアルコールの米国の「ルートビア」、

一口飲んでパニック!!なんと味がサロンパス!!ミントではなくサロンパス!!

期限が2021年11月(もうすぐ期限切れ、缶でもうすぐ期限切れとは、注文もなくずいぶん眠っていたのね)、

東京から郡山まで約五時間(東北道が混んでいたので、常磐道で)、オンライン逆もの講、人参畑塾と、ヒートアップした心に、ルートビアが沁みました!

サロンパス味に辟易しながら飲み干して調べてみると、
ルートビアは、19世紀中頃、バニラや、桜などの樹皮、リコリスの根、サルサパリラの根、サッサフラス、ナツメグ、アニス、糖蜜などのブレンドで作られた炭酸飲料。 

ちょっと予定調和を壊してみたのですが、衝撃的でした~。




そして今回の郡山への足運びも、衝撃的な味との出会いや(お料理はとびきり美味しかったです)、

郡山の皆さんと直に話す“今ここの体験”を五感のすべてで感じ、
“今ここを深めるのも広げる”のも自分次第、“量より質”をしみじみ味わいました。

外からの情報や知識は借り物にすぎず、こうした実体験こそが私自身。

世間に流されず、損得や効率を考える自分の頭を飛び出して、直感や非効率なことをやって、豊かな世界の真理に触れていこう。

次回12月の、郡山逆のものさし講、人参畑塾、また郡山の皆さんに会いに、行かせていただきます。


 「直線は最短か?」 阪原 淳 著
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=164261797


「思いがけず利他」 中島岳志著
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=164261717



「くらしのアナキズム」 松村圭一郎著
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=163097911

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