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大晦日スペシャル「読書のすすめの落語のすすめ」有難うございました!

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

大晦日スペシャル「読書のすすめの落語のすすめ」は、
会場に13名の方、オンライン4名の方、ご参加いただきまして有難うございました。

2021年最後の演目は、
三遊亭神楽師匠 「宿屋の富」


三遊亭全楽師匠 「中村仲蔵」



私は今回あらためてしみじみと、

師匠方の魂の世界に引き込まれ、伝統芸能の落語に注がれてきた先人方の魂と、当時の庶民の人びとの息吹き、会場お客様の心、Zoomの向こうのお客様の心が、一体になったような、

そんな感じがしました。

思わず笑い声をあげ、鼻の奥がじーんとし、胸に淡雪のように降り積もり沁みてくる落語、

効率や損得勘定を優先とするクセや、思い込みや決めつけでがんじがらめになっている自分の頭、
その縛り枠から飛び出し、広く深い、数えきれない計りきれない温かさと面白さの世界にいることを、気づかせてくれる落語、

明るく軽やかに、元気が立ち上ってきます。


懇親会も大勢の方にご参加いただき、年越し蕎麦をいただいて新年を迎え(コロナ禍で、もう二年も落語会に参加できない製麺会社社長から贈られたお蕎麦、ありがとうございました)、

初詣は、凍るような寒さに断念、

都営新宿線は終夜運転はやっていないため、数名の方々と、朝5時まで深く語らいました。元旦から熱いスタートです。

落語の前のトリーマンによる
アコースティックアコーディオンの演奏、
電子アコーディオンは、人間の耳に聞こえる範囲のヘルツ数ですが、アコースティックアコーディオンは人間の耳に聞こえない音の幅が奏でられ、
その音色は私たちの胸を打ち鳴らし、アンコールが起こった!!
鳴り止まぬスタンディングオベーションも、いつの日にか!!



私の“縦糸の読書”のすすめは、昨年特に心惹かれた「友よ水になれー父ブルース・リーの哲学ー」シャノン・リー著や、「空海を生きる」「親鸞を生きる」「道元を生きる」ひろさちや著など。

物やお金の数や量の多さを求めてきたこれまで社会、あまりにも傾き過ぎた目に見える社会を出て、
目に見えない霊性の豊かさを感じとり目を向けて、
物質と精神のバランスをとるための本を紹介させていただきました。



大晦日並びに旧年中は、大変お世話になり有難うございました。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

2022年最初の、第98回「読書のすすめの落語のすすめ」は、
1月12日(水)19:30~21:00
会場とオンラインの同時開催です。
心よりお待ちしております。


「友よ水になれー父ブルース・リーの哲学ー」シャノン・リー著
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=161947156

「空海を生きる」「親鸞を生きる」「道元を生きる」ひろさちや著
https://dokusume.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=2662428&sort=n

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