芸人時代の話

もう、18年前くらいになりますね。

趣味で中学校から一緒だった同級生と、コンビ組んで文化祭や修学旅行とかで漫才をしてました。

みんなからはよく笑ってもらって、ネタはその相方が考えるのだけれど、

これが面白くて。

みんなの前で披露して、笑ってもらって、その感動というか、喜びは他では味わえないほどのものでしたね！

そんな趣味でやってたときに、相方から

「広島にNSCできるらしい。やる？」

まあ、二つ返事でオッケーですよね笑

NSCとは？？

ほんと、ろくでもない高校生活でしたし、家にはお金がなかったから

大学もいけないし、就職するのもなぁ、と思ってたときなので

これは運命と思いましたね。

NSC1期生って凄いチャンスなんですよね！大阪1期生は誰もが知る　　　　

神様ダウンタウン。

東京NSCは品川庄司。

吉本側もNSC第1期生の中で人気が出てテレビで活躍すればその次の年の

入校生が増えていくので売り出したい。そこで凄いチャンスってわけなんですね！

でもNSCってどんな事するんだろう？と思いますよね？？詳しく説明していきますね♪

まずは入校するにあたって集団面接があります。

確か5人くらい同時に面接でした。

面接官も3人から５人くらいでその面接官の前にパイプ椅子が並んであって、名前と年齢とか聞かれたように思います（うる覚えですみません）

一番覚えているのが

「じゃぁ、何か芸をしてください」

と言われたのは強烈に覚えていますｗ

え？この空気で？？ｗ

私は

「物まねします！ビートたけしの物まね！」

とあまり似てない物まねのビートたけしをしました。

ちょっとウケましたｗ

他の人の芸はマジでさぶかったのを覚えていますｗｗｗ

そんなこんなで合格しました。

後で聞いた話ですがよほどのことがない限り落ちないそうです。

ということで広島NSC第一期生ということで一年間活動することになりました。入校した生徒の数は150人で新聞に載ったので改めてすごい世界に飛び込んだんだなとその時実感しましたね♪

授業料は一年間で６万円くらいでした。その当時の大阪NSCの授業料が25万くらいだったので安いですよね。どうやら1年ごとに1万円授業料があがっていくシステムみたいでした。

授業は毎週日曜日の夕方から3時間ほど位だったと思います。

こうやって高校三年生の僕が吉本興業の芸人として一歩を踏む生活が始まりました♪

続きはまた。