見出し画像

GX実行会議(第2回)(内閣官房、2022/8/24)

もう夏も終わってしまいますね。最近は脱炭素関係の情報のインプットに重点を置いて生活をしていましたが、なかなか今まで手をつけることができなかった部分にもやっとタッチできてきた感じです。

また、リスキリングが話題となっている観点から、「edx」というオンラインコースにてサステナビリティ関係の講座も受けてたりしています。もう終わりかけなので、このあたりは別の記事でまとめたいような感じもあります。

少し時間が経過してしまって今更な話題になるのですが、前回の記事内で脱炭素関係のスタートアップ企業について、日本の企業が世界ランキングトップ100にランクインしていないという記述をしました。

トップ100企業を確認してみました。日本の商社系が投資しているような企業も少し見受けられましたが、全然聞いたことがない企業がほとんどでした。資金調達状況も中々な金額となっており、日本のランクインはより遠いように思えてしまいました…。

話は変わりまして、GX実行会議の2回目が開催されています。今回はこちらを見ていこうと思います。

なお、1回目は以前記述を行ってますので、もしよろしければご確認ください。

GX実行会議(第2回)

GX実行会議(第2回)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/gx_jikkou_kaigi/dai2/index.html

出典:内閣官房ウェブサイト

資料1と資料7を見ていきたいと思います。まず、資料1です。

出典:内閣官房 GX実行会議(第1回)
資料1 日本のエネルギーの安定供給の再構築 (西村GX実行推進担当大臣提出書類) P9 (https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/gx_jikkou_kaigi/dai2/siryou1.pdf)

資料の最初の方には日本のエネルギー関係の現状がまとめられており、P9に直近2-3年程度をどのように進めていくかの記載があります。

特筆すべき点としては、やはり原子力の稼働確保の部分でしょうか。このあたりは、以下のように日経でも大きく取り上げられていました。

そして、P11には再エネ政策、P12には原子力政策の今後のスケジュール感を示したものがあります。

出典:内閣官房 GX実行会議(第1回)
資料1 日本のエネルギーの安定供給の再構築 (西村GX実行推進担当大臣提出書類) P11  (https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/gx_jikkou_kaigi/dai2/siryou1.pdf)
出典:内閣官房 GX実行会議(第1回)
資料1 日本のエネルギーの安定供給の再構築 (西村GX実行推進担当大臣提出書類) P12  (https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/gx_jikkou_kaigi/dai2/siryou1.pdf)

上記を見る限りですと、2030年に向けてより急速な対応が迫られているような印象をもちました。

出典:内閣官房 GX実行会議(第1回)
資料7 足元のエネルギー危機克服とGXの土台づくり (西村環境大臣提出資料) P1
(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/gx_jikkou_kaigi/dai2/siryou7.pdf)

資料には、エネルギー危機に強い地域づくりを目指していきましょうという記載がされています。これは環境省において以前から提唱されているかと考えており、今後はまずは脱炭素先行地域がこのあたりの役割を果たせればいいように思えました。

ちなみに脱炭素先行地域の記事は以前記述したりもしておりましたが、第2回の公募が行われております。8/26に公募終了となっており、このあたりの進捗も今後気になるところです。

脱炭素先行地域募集(第2回)について
https://www.env.go.jp/press/press_00332.html

出典:環境省ウェブサイト

今回はここまでになります。引き続きフォローいただけますと幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?