見出し画像

第6回 蓄電池産業戦略検討官民協議会(METI、2022/8/31)

なんか最近寒くなってきた気がします。ついに秋の気配ですね。

さて今回は蓄電池についての委員会が開催されており、それについて資料を見ていきたいと思いました。もう2週間前なので、少し前ですね…。

第6回 蓄電池産業戦略検討官民協議会

第6回 蓄電池産業戦略検討官民協議会
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/joho/conference/battery_strategy/0006.html

出典:経済産業省ウェブサイト

以前上記の日経情報で記載した内容の基となる委員会になります。

出典:経済産業省 第6回 蓄電池産業戦略検討官民協議会
資料3:蓄電池産業戦略(案)【事務局資料】 P1
(https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/joho/conference/battery_strategy/0006/03.pdf)

P1には蓄電池がどのようなものかの基本的な記載がされています。大きな区分けとしては、車載用と定置用という感じでしょうか。

出典:経済産業省 第6回 蓄電池産業戦略検討官民協議会
資料3:蓄電池産業戦略(案)【事務局資料】 P2
(https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/joho/conference/battery_strategy/0006/03.pdf)

P2には電池の種類の記載がされています。一次電池が使い捨て、二次電池が充電可能な電池という感じですね。二次電池の代表例になるリチウムイオン電池は身の回りで色々な機器に使われてますね。

出典:経済産業省 第6回 蓄電池産業戦略検討官民協議会
資料3:蓄電池産業戦略(案)【事務局資料】 P3
(https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/joho/conference/battery_strategy/0006/03.pdf)

P3には蓄電池市場の広がりの記載がされています。2030年には約7兆円、2050年には約100兆円市場が見込まれています。

出典:経済産業省 第6回 蓄電池産業戦略検討官民協議会
資料3:蓄電池産業戦略(案)【事務局資料】 P4
(https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/joho/conference/battery_strategy/0006/03.pdf)

P4にはリチウムイオンのシェアの推移が記載されています。この5-7年で本当に日本のシェアは落ちましたね…。このあたりの教訓の本は読んでみたいように思えました。

出典:経済産業省 第6回 蓄電池産業戦略検討官民協議会
資料3:蓄電池産業戦略(案)【事務局資料】 P10
(https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/joho/conference/battery_strategy/0006/03.pdf)

上記のように思っていたら、P12に反省の記載がありました。リチウムイオンは政府の協力な支援で中国・韓国が国際的に優位になり、研究中の全固体電池の実用化の前に日本企業の体力がなくなりそうという感じのようです。

よって、大規模投資にて国内製造基盤を確保し、グローバルプレゼンスを確保、その後全固体電池が市場に出てくるという方向性が記載されています。

出典:経済産業省 第6回 蓄電池産業戦略検討官民協議会
資料3:蓄電池産業戦略(案)【事務局資料】 P21
(https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/joho/conference/battery_strategy/0006/03.pdf)

蓄電池の技術系の話は飛ばしちゃいけない気もしますけど飛ばして、重要な点となる人材育成の話になります。2030年までに製造に関する人材を2.2万人、サプライチェーン全体では3万人を育成するとなっています。ある程度の素地は必要な気がしますが、大規模な雇用確保につながるのはいいですよね。

今回はここまでになります。引き続きフォローいただけますと幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?