見出し画像

GX実行会議(第5回)(内閣官房、2022/12/22)

先週は資料は見たりはしていたのですが、noteは書き逃してしまいました。

東京に久々に行ってましたが、久々に行くと人の多さに少しびっくりしました。数か月しか経過していないのに、もう東京近郊にいたことはもう忘れかけている感じです。

さて、今週は脱炭素関係で大きな発表もあったこともあり、その大元の会合の資料内容を確かめれればと思いました。

GX実行会議(第5回)

GX実行会議(第5回)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/gx_jikkou_kaigi/dai5/index.html

出典:内閣官房ウェブサイト

前回の第4回の記事は以下になります。

今回のGX実行会議において、GX実現に向けた基本方針(案)が公表されています。資料1は文章、資料2はスケジュール関係が図示された資料になります。今回は引用しづらいですが、資料1の方で見ていければと思いました。

本資料で大きな部分としては原子力の活用について明文化されたところでしょうか。P6以降で原子力の活用に関する記述がなされており、今後再稼働をすることでベースロード電源として活用していくことが記載されています。また、廃止決定した炉の次世代革新炉への建て替えなども記載があります。

結構早いスピードで政府主導での原子力活用に向けた方向性が決定した印象であり、国民の理解が得られているのかが少し気になるところです…。

また、少し戻る形になりますが、P5-6では系統整備についての記載があります。今後10年でどれだけ増強できるかが、再エネ導入量増加と同様に重要になりそうです。

そして、P13以降にてカーボンプライシングに関する記述がされています。

大事な部分としては、各種取り組みの年度でしょうか。排出量取引制度の本格稼働は2026年度、発電事業者への有償オークション導入は2033年度、炭素に対する賦課金は2028年度となっています。数年あることからちょっと遠いようにも思えてしまいますが、最終的にうまく制度が機能できればいいような気がしました。

今回はここまでになります。冬になったかと思ったら、もう来週には新年です。2022年は結構あっという間でした…。引き続きフォローいただけますと幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?