2024/5/30(木)東京ヤクルトスワローズ3-3千葉ロッテマリーンズ@明治神宮球場

2024年6月23日 20:23

M 200 000 001 000 =3
Ｓ 101 001 000 000 =3

M)西野、坂本、菊地、澤田、益田、岩下、国吉
S)高橋、木澤、田口、石山、山本、大西、丸山翔、エスパーダ

本塁打中村1号2ラン(1回表)、山田2号(3回裏)

ロッテスタメン
7荻野貴、8岡、5中村、3ソト、2佐藤都、9愛斗、6友杉、4小川、1西野
ヤクルトスタメン
8丸山和、4山田、6長岡、5村上、7サンタナ、9青木、3オスナ、2中村、1高橋

ヤクルトは先日の試合で守備時に外野フェンスにぶつかり脳しんとう特例で抹消されていた丸山和がこの日登録、即先発出場となった。山田を2番、好調長岡が3番。青木をスタメン6番起用しこのところ当たりが止まっているオスナを７番に下げたオーダー。

１回表、荻野一塁内野安打(ボテボテの当たりだが高橋ベースカバー遅れる)、岡遊ゴロで荻野ニ封、中村レフトスタンドへ2ランホームラン(2)でいきなりロッテ先制。ソトフルカウントから遊ゴロ、佐藤高めボール球を空振り三振。その裏、丸山初球ニゴロ、山田センター前に落ちるヒット、長岡左中間破るタイムリー二塁打(1)、村上ニゴロで長岡三進、サンタナ右飛。同点はならずも、すぐに1点返したのは大きい。
２回表、愛斗変化球空振り三振、友杉空振り三振、小川レフト前クリーンヒット、西野空振り三振。その裏、青木フルカウントから一ゴロ、オスナ中飛、中村センター前クリーンヒット、高橋見逃し三振。
3回表、荻野レフト前クリーンヒット、岡の時に一塁走者スタート切るも山田へのゴロで自ら二塁ベース踏み4-3併殺。中村ニ飛。その裏、丸山フルカウントから見逃し三振、山田レフトスタンドへソロホームラン(1)で同点に追いつく。長岡変化球空振り三振、村上空振り三振。
4回表、ソトフルカウントから四球、佐藤直球空振り三振、愛斗死球、友杉ニゴロ併殺。その裏、サンタナライトオーバーのシングルヒット、青木フルカウントから中飛、オスナ三直、中村投ゴロ。
5回表、この辺で雨が少し降り出す。小川三ゴロ、西野フルカウントから空振り三振、荻野フルカウントから中飛。その裏、高橋センター前ヒット、丸山送りバントは捕手前も佐藤の送球を小川捕球しきれず記録はエラーでオールセーフ。しかしこの好機に山田見逃し三振、長岡右飛(フェンス際)、村上ニ飛と主軸３人が凡退し得点ならず。
6回表、岡ニゴロ、中村左飛、ソトニゴロ。この回また雨。その裏、サンタナフルカウントから三ゴロ、青木フルカウントから四球、代走並木。オスナの4球目に二盗成功、オスナニ飛。ここで中村前進守備のレフトオーバータイムリー二塁打(1)で3-2と勝ち越し。高橋の代打川端邪飛。
7回表、投手木澤登板。佐藤左飛、愛斗の代打高部遊ゴロ、友杉遊ゴロ。その裏、投手坂本登板。高部センター、岡ライト。丸山ニ飛、山田中飛、長岡見逃し三振。
8回表、投手田口登板。小川遊ゴロ(ヘッドスライディングもアウト)、坂本の代打池田一ゴロ、荻野ライト前クリーンヒット、岡の3球目が暴投で荻野ニ進。岡中飛。その裏、投手菊地登板。村上見逃し三振、サンタナ三ゴロ、並木三ゴロ。
9回表、投手石山登板。中村の代打角中フルカウントから四球、代走和田。ソトレフト前クリーンヒットでソトに代走茶谷。佐藤投前送りバント成功、高部申告敬遠で1死満塁。ここで友杉の代打ポランコ。スワローズは投手山本に交代。ポランコライト前タイムリーヒット(1)で同点。小川変化球空振り三振、菊地の代打大下ニ飛。昨日に続きまたしても、1点リードを9回に追いつかれてしまう悪夢。その裏、投手澤田。オスナ四球で代走赤羽、中村初球を一塁線送りバント成功、山崎フルカウントから四球、丸山左飛(前進守備の荻野背走して好捕)、武岡左飛。
10回表、投手大西登板。代走の赤羽が三塁に入り、村上一塁。荻野投ゴロ、岡投ゴロ、澤田空振り三振。野手がもう柿沼しかいないため澤田がそのまま打席に入ったらしい。その裏、投手益田登板。長岡ニ飛、村上空振り三振、大西の代打西川フルカウントからセンターオーバー二塁打、並木遊ゴロ。
11回表、並木に代わって投手丸山翔登板。西川がセンター。茶谷ニゴロ、佐藤フルカウントから三遊間破るレフト前ヒット、高部左飛、安田空振り三振。その裏、投手岩下登板。赤羽右飛、中村ニ飛、山崎一ゴロ。
12回表、エスパーダ登板。小川ライト前ヒット、大下初球一塁線送りバント成功、荻野遊ゴロ(長岡一瞬弾き、送球ショートバウンドしたが村上好捕)、ソト申告敬遠、岩下の代打柿沼空振り三振。その裏、投手国吉登板。丸山左飛、武岡レフト前ヒット、長岡右直でエンドランかかって武岡がスタート切っており、一塁送球されて武岡戻りきれず併殺で試合終了。

まさかの、前日に続く2試合連続の延長12回3-3引き分け。しかも、2試合とも3-2とリードした最終回に石山が打たれて同点に追いつかれるという結果。本来のクローザー田口が開幕から離脱し、ようやく戻ってきたとはいえまだクローザーの座に戻ってはいない。石山は元クローザーで、田口が外れている現状での暫定的措置ではあるが、ここまでまずは代役クローザーの役目を果たしてきていたがここにきて2試合連続のセーブ失敗。石山を責めるつもりはないが、落ち着きかけていたクローザー問題がまた難しくなってきたのは、最下位に沈んでいる苦しいチーム事情にさらに拍車をかける難題といえるだろう。