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2023/7/23(日)都市対抗野球大会準々決勝 東海理化2-4JR東日本@東京ドーム

T 000 200 000  =2 
J 100 020 10x  =4
T)池田太、続木、河野
J)山崎、市川、小谷野、西田、多田
本塁打 門叶2号2ラン(4回表)

東海スタメン
9福本、D井貝、5平野、7門叶、3畔上、8武藤、6中野、2池間、4野田 P池田太
JRスタメン
8向山、3菅田、4杉崎、9山内、5下川、D北野、7佐藤、2渡辺、6海崎 P山崎

都市対抗野球大会も早くも準々決勝。今大会で2勝したチーム同士の激突だけに熱い。大会に慣れてより力が出てくるチームもあれば、選手層などから疲労に泣くチームもある。もちろんここを乗り越えないと黒獅子旗(優勝)には届かない。同時に準々決勝は、もうあと準決勝・決勝のあと2日しかないという寂しさも感じさせる。真夏の祭典はほんとうにあっという間だ。
昨日の第3試合から準々決勝になり、トヨタが日本通運を下してベスト4一番乗り。トヨタがやはり今大会優勝候補筆頭だろうが、トヨタを倒すチームは現れるのか。
第1試合、東海理化は今大会で都市対抗初勝利をあげ、2回戦ではJR四国を大差で下し準々決勝進出。恐らく今大会の小野賞に選ばれるだろう。一方、JR東日本は初戦は三菱重工Westを大差で下し、2回戦はパナソニックの好投手與座相手に接戦を競り勝って準々決勝進出。この試合は正直、JR東日本優勢だと思うがどうか。
1回表、東海は三者凡退。その裏、先頭の向山(NTT東日本から補強)フルカウントからレフト前ヒット。菅田はバントの構えは見せず強攻で空振り三振。杉崎ライト前ヒットで向山三進。ここで山内は遊ゴロも併殺崩れでJR1点先制。
2回表、1死から畔上がチーム初ヒット。しかし武藤一ゴロ3-6-3と併殺。その裏、1死から佐藤が追い込まれながらもフルカウントまで持ち込み四球。投手には嫌な感じ。渡邊もレフト前ヒットで続く。海崎空振り三振。向山三ゴロで得点ならずも、2回終わって41球と東海先発の池田には神経をすり減らす投球になっている気がする。
3回表、先頭の中野フルカウントから四球。しかし後続倒れ無得点。その裏、1死から杉崎死球。山内ニゴロ併殺で無得点。
4回表、先頭の井貝、ゴロできれいにセンター前へ抜けるヒット。ここで門吐右中間スタンドへ逆転2ランホームラン。さらに畔上もライト線二塁打とたたみかける。ここでJRは投手市川に交代。武藤二飛、中野四球で2死1・2塁。池間投直で市川ピンチ脱出。その裏、5番から三者凡退。下川の中飛は大きな当たりだったが武藤が好捕。池田も得点直後のピッチングをリズム良く三者凡退に打ち取り、ピッチングが変わった感がある。
5回表、1死から福本レフト前へライナーのクリーンヒット。井貝一ゴロで福本二封。平野空振り三振と市川が流れを立て直すピッチング。その裏、先頭の渡辺レフト線二塁打。海崎四球でJR反撃のチャンス。向山ゴロで三遊間を破るレフト前ヒットで無死満塁。菅田ゴロで一塁左を抜くライト前タイムリーヒットで2-2同点。ここで東海は投手続木(日本製鉄東海REXから補強)。池田の降板は痛いが仕方ないか。打者杉崎一ゴロの間に三塁走者生還し逆転3-2。なおも1死2・3塁で打者山内。遊ゴロで三塁走者三本間で挟殺アウト。打者走者山内は二進。下川中飛でチェンジ。JRも逆転はしたが突き放せず、まだこの試合は分からない。
6回表、JRはこの回から小谷野が登板。この回先頭の門叶に警戒したか四球。畔上にはボール先行し嫌な雰囲気だったが左飛。しかし武藤右中間破る二塁打で1死2・3塁。小谷野が持たないのは誤算だと思うが仕方ない。JRは投手西田に交代。打者中野の2球目のファウルチップが渡邊捕手に当たり結構痛がっていたがプレー続行。中野は空振り三振。池間四球で2死満塁。打者野田に代打木村。ニゴロでこのピンチを切り抜ける。その裏、北野の代打金子が死球で出る。佐藤は初球送りバント成功。渡辺も死球と続木苦しい投球。海崎はバントの構えも2球ファール。強攻でいい当たりも。右飛で金子三進。打者向山フルカウントから遊飛で追加点ならず。続木踏ん張る。
7回表、1番からの攻撃は三者凡退。その裏、東海はこの回から河野が登板。先頭の菅田ライト線二塁打。杉崎ニゴロで菅田三進。ここで山内への初球が暴投となり菅田生還、大きな追加点で4-2。山内凡退し下川センター前へゴロで抜けるヒット。金子は遊直でこの回1点どまり。
8回表、先頭の門叶空振り三振。この日の危険人物を打ち取ったが、続く畔上一塁前へ高く弾むゴロで内野安打。武藤ニゴロで畔上の代走鈴木二進。中野一ゴロでこの回も無失点。その裏、1死から渡辺遊内野安打。海崎空振り三振。向山の初球に暴投で渡辺二進。向山四球で打者菅田レフト前ヒットで満塁。ここで杉崎。フルカウントから空振り三振と河野踏ん張る。
9回表、東海は池間の代打宮石から。JRは投手多田(NTT東日本から補強)がこの回から登板。宮石は中飛。途中出場の川上空振り三振。1番に返り福本空振り三振で試合終了。
戦力的にはJRのほうがかなり上回っていたと思うが東海理化は善戦。特に門叶のホームランで逆転した場面はJRを大いに慌てさせたのでは。6回表、小谷野の立ち上がりを攻めてチャンスを作るも代わった西田にかわされ無得点に終わったのが分岐点だったか。


レフトスタンドから観戦
JRのレフトは佐藤拓也
センターはNTT東日本から補強の向山
三塁側、JR東日本の応援席。3階席にも入っている
試合中
試合終了
試合後のインタビューは渡辺主将
応援タオル


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