2023/8/15(火)東京ヤクルトスワローズ3-9横浜DeNAベイスターズ@明治神宮球場
B 112 220 001 =9
S 000 002 100 =3
B)バウアー、伊勢、石川
S)小澤、石山、星、大西
本塁打 宮崎16号(1回表)、伊藤光1号(2回表)、佐野9号(3回表)、ソト8号2ラン(5回表)、武岡1号(7回裏 プロ初)、牧21号(9回表)
DeNAスタメン
7佐野、8桑原、5宮崎、4牧、3ソト、9関根、2伊藤光、6京田、1バウアー
ヤクルトスタメン
8塩見、7濱田、4山田、5村上、9サンタナ、3オスナ、2内山、6武岡、1小澤
台風7号が近畿東海を直撃し、この日の甲子園の高校野球や名古屋の中日ー巨人戦、京セラのオリックスーソフトバンク戦は中止。東京も心配だったが台風の進路が西に変わったため予定どおりの開催が出来た。しかもこの日はお盆休み中のためかチケット完売。球団としては開催出来て胸をなでおろしているのでは。
このカードは、マイナビプレゼンツの「Summer Night Festival」と銘打ち、J-WAVEの公開生放送が行われたり、3試合ともスワローズに縁のあるアーティストが始球式をしたりとイベントが組まれている。J-WAVEの公開生放送は16時から球場正面のブースで行われているのをしばらく見ていたが、開門時刻になったので離れたが、めったにない機会なのでもうちょっと見ていたいとも思った。座席とテーブルも設けられていたが数が少ないので埋まってしまっていたが、日ハムのエスコンフィールドほどには及ばないにしても、球場がボールパーク化している時代ということで、神宮球場も10年後には新球場になるだろうが、そのとき素敵なスタジアムが出現してほしいと切に願う。今の時点ではなんだか、こじんまりとして外野スタンドもごく限られた、さほど広々でもない、周辺への騒音から応援も制限されるスタジアムがビルの谷間に出来そうで不安いっぱいだが。
さて試合は1回表、先発小澤は佐野・桑原を打ち取るいい立ち上がりだったが宮崎に左中間スタンドへのソロホームランを許し先制される。宮崎はこの打席までで.336 15HR。今季の首位打者も当確だろうがとにかく恐るべし宮崎。牧は空振り三振でこの回1点どまり。その裏、2死から山田右中間フェンス直撃の三塁打。しかし村上空振り三振で無得点。2・3ストライクは落ちる球を空振りだった。
2回表、この回も2死から伊藤光に今季第1号ソロを左中間に打たれてしまう。京田空振り三振と前の回のリプレイのような投球。その裏、サンタナ三遊間を強烈にゴロで破るレフト前クリーンヒット。この日登録され即スタメンで復帰最初の打席のオスナはレフトフェンス直撃の打球。当たりが良すぎてシングルヒット。しかし内山はバントを2球失敗し強攻するも三ゴロ併殺と最悪の結果。武岡も空振り三振で無得点。2死3塁から空振り三振で無得点とこちらも前の回と同じ。
3回表、1死から佐野ライトスタンドへのソロホームラン。3イニング連続の被弾はいただけないし展開的にも厳しい。佐野の打球は、今日はFブロックでの観戦だが眼の前のエリアに飛び込んだ。続く桑原も左中間突破の二塁打。宮崎センター左へのヒットで桑原生還し0-4と今日の小澤は最近にない打たれっぷり。しかもここで少し雨が降り出す。牧三ゴロ(宮崎ニ封)でようやく2死。ブルペンは誰も投げておらず、さすがにここはまだリリーフ投入はないらしい。ソト空振り三振でようやくチェンジ。その裏、小澤遊ゴロの後、塩見もショート左への詰まった当たり。塩見の脚なら内野安打も、と思った瞬間、塩見が一塁手前でうずくまるような格好をしており、一塁には這いつくばるようになんとか達したがもちろんアウト。結局担架で運び出され、もちろん交代で次の回からセンターに並木。前夜から雨は降っていたが日中は普通に晴れていたので、まさか雨で塁間が滑ったとかないと思うのだが。それにしても今季の塩見は本当に暇さえあればケガしている。恐らくまた抹消だろう。もう今季は上がってこなくていいと思う。(試合後の記事ではどうも腰らしい。これまた厄介な箇所。)
4回表、先頭関根レフト前へのクリーンヒット。次の伊藤光はフルカウントとなり走者関根スタート。伊藤の打球はライト線に飛んでフェアとなり関根一挙に生還しタイムリー二塁打。これで4イニング連続得点ともう一方的な展開。京田ゴロで伊藤光三進。バウアー三振で2死としたが佐野、レフト前に落ちるタイムリーヒットで伊藤光生還し0-6。しかし未だにブルペンは無人。6連戦の初戦で投手をつぎ込みにくいのはあるだろうが、佐野にヒットを打たれて小澤の球数既に94に達しており交代どきではあるはずなのだが。桑原ニゴロでようやくチェンジ。まあさすがに小澤はこの回までだろう。その裏、この回あたりから雨が強くなりカッパ着用。先頭の山田四球で出たが村上見逃し三振。サンタナは詰まりながらもライト前ヒットを放ったがオスナニゴロ併殺で無得点と打線が繋がらない。
5回表、小澤は交代かと思ったがまだ続投。先頭の宮崎レフト前ヒットでこの日3本目と手がつけられない。牧遊ゴロで宮崎ニ封。しかしソトセンター右に飛び込む2ランホームランで0-8。関根もライト前ヒットと容赦ない。伊藤空振り三振。京田捕邪飛でチェンジ。その裏、内山いい当たりのライナーも三塁手宮崎がジャンプ一番好捕とこちらはついてない。武岡ドンづまりの一ゴロ。小澤の代打北村の打球はいい角度で上がったが左飛と反撃ならず。その裏の花火は悪天候が心配だったが雨は止んでおりこちらも予定通り打ち上げられた。
6回表、ヤクルトはこの回から石山が登板。バウアー見逃し三振だったが佐野にストレートの四球。桑原は三塁前への難しいバウンドだったが村上がよく処理し一塁アウト。ここで今日打ちまくりの宮崎。やはり分が悪いか四球(代走柴田)。牧のときに捕逸で走者進塁。牧は見逃し三振でベイスターズようやくこの試合初の無得点。その裏、先頭並木センター前ヒット。濱田のときに二盗(無警戒な状況だったので、記録は盗塁となるのか不明。いわゆる不文律ではこの点差で走っても良いのだろうか。)。濱田ライト線へのタイムリー二塁打で並木生還しようやく1点返す。山田右飛。村上一ゴロとなったがサンタナもライトオーバーのタイムリー二塁打で2点目。オスナの一発に期待がかかったが見逃し三振に倒れ2点どまり。
7回表、石山続投。ソトからを三者凡退に抑える。その裏、先頭内山は倒れたが武岡センター右に飛び込む1号ホームラン。嬉しい4年目でのプロ初ホームランとなった。石山の代打長岡、並木は凡退でこの回1点どまり。、
8回表、ヤクルトは星が登板。バウアーには代打楠本が起用されバウアーは7回109球8安打3失点という結果。星は2死から佐野にライト前ヒットを打たれるが桑原中飛で無得点。その裏、DeNAは伊勢が登板。濱田一ゴロ。山田の打席中に雨が強くなり試合中断。しかしそう長くなく再開。山田中飛。村上空振り三振で無得点。
9回表、ヤクルトは大西登板。柴田は三振に倒れたが、ここでまた雨が強くなり中断。またすぐに再開した直後、牧センターバックスクリーンへのソロホームランで3-9。その裏、DeNAは石川が登板。サンタナ見逃し三振、オスナ遊ゴロ、内山中飛で試合終了。
小澤の不出来が全てだった。バウアーには完全に抑えられたという感じではなかったが、最初から着実に援護を受けただけに楽なマウンドだっただろう。スワローズは復帰のオスナに力強い打球が出て、武岡プロ初ホームランは光明だったが正直それくらい。サンタナ2安打と石山2イニング無失点も良かったが。村上は4タコの3三振。明日は今永相手だが意地を見せてほしいもの。
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