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2024/4/20(土)東京六大学野球春季リーグ戦 明治21-2東大、立教1-0法政@明治神宮球場

(第1試合)
先週から開幕した東京六大学野球春季リーグ戦。今週は第2週で、前週試合のなかった明治と法政が初戦を迎える。明治は東大と対戦。東大は前週で慶應に連敗し勝ち点を落としているが、リーグ戦序盤に東大と対戦する明治は苦戦する印象があるが果たして。なお明治はことしドラフトの目玉といわれる宗山を擁するが、オープン戦で右肩に死球を受け春の出場は絶望的と報じられていたが、開幕が近づくにつれ、試合出場の可能性があるとのこと。果たしてどうか。

M 4 12 0 031 001  =21
T  0  0  0 200 000  =2

M)藤江、松本直、山田、千葉、高須
T)平田、吉田、佐伯、前田

本塁打 木本1号2ラン(5回表)

明治スタメン
8直井、4木本、6宗山、9横山、3加藤、2小嶋河、7瀬、5友納、1藤江
東大スタメン
7中山、8榎本、4山口真、5内田、9鈴木太、2府川、3藤田、6青貝、1平田

1回表、直井四球、木本遊ゴロも青貝弾きオールセーフ。宗山中飛、横山死球で1死満塁。ここで加藤ライト前2点タイムリーヒット(2)で明治先制。小島の時に加藤ニ盗で2・3塁から小島センター前にゴロで抜ける2点タイムリーヒット(2)。瀬ライト前ヒット、友納フルカウントから空振り三振、藤江ニゴロでようやくチェンジ。その裏、中山ニゴロ、榎本遊ゴロ、山口空振り三振。
2回表、直井一ゴロエラー、木本の時にニ盗成功、木本レフト前ヒット、宗山レフト前タイムリーヒット(1)、横山フルカウントから四球で無死満塁。加藤三ゴロで一塁アウトの間に三塁走者ホームイン(1)。1死2・3塁で小島ライト前にゴロで抜ける2点タイムリーヒット(2)。ここで投手吉田に交代。瀬四球、友納の時に暴投で走者進塁(2・3塁)から友納ライト前に抜ける2点タイムリーヒット(2)、藤江三塁前内野安打と一塁悪送球の間に友納ホームイン(1)。直井中飛(榎本好捕)、木本レフト前ヒット、宗山センター前にゴロで抜けるタイムリーヒット(1)。横山ストレートの四球で2死満塁。ここで加藤レフト前2点タイムリーヒット(2)。これでこの回10点目。ここで投手佐伯に交代。小島初球をライトフェンス直撃2点タイムリー二塁打(2)。瀬空振り三振でようやくこのイニングの攻撃が12点で終わる。その裏、内田空振り三振、鈴木右飛、府川死球、藤田一邪飛。
3回表、友納四球、藤江の代打杉崎空振り三振、直井四球、木本中飛、宗山ニゴロで木本ニ封。その裏、この回から投手松本直登板。青貝空振り三振、佐伯見逃し三振、中山空振り三振。
4回表、横山右飛、加藤空振り三振、小島中飛。その裏、榎本死球、山口空振り三振、内田見逃し三振、鈴木センター前ヒットで榎本三進、府川四球で2死満塁となる。ここで藤田センター前に抜ける2点タイムリーヒット(2)、本塁送球逸れ走者進塁するが、青貝右飛でチェンジ。
5回表、瀬凡退、友納四球、松本投前送りバント、直井センター前タイムリーヒット(1)、木本レフトスタンドへ2ランホームラン(2)、宗山右飛。その裏、佐伯の代打工藤死球、中山ニゴロ併殺、榎本四球、山口四球、内田、投球がグリップに当たったように見えたが判定アウト。ファールフライということだろうか。
6回表、投手前田登板。横山三塁強襲内野安打、加藤センター前ヒットで横山三進、小島ニゴロ併殺の間に横山ホームイン(1)。瀬中直。その裏、この回から山田登板。鈴木空振り三振、府川見逃し三振、藤田四球、青貝二塁前のどん詰まりの打球が内野安打となったが前田空振り三振。
7回表、この回から三塁内田に代わり井ノ口。友納遊内野安打、山田投前送りバント、直井右飛、木本右飛。その裏、中山投ゴロ、榎本空振り三振、山口ニゴロ。
8回表、宗山中飛、横山遊ゴロ(青貝好プレー)、吉田ライト越え二塁打、小島遊ゴロ。その裏、この回から千葉登板。井ノ口遊ゴロ、鈴木右飛、府川四球、藤田見逃し三振。
9回表、水谷ライト線二塁打、宮田一ゴロで進塁、千葉の代打萩元空振り三振、直井遊タイムリー内野安打(1)、津田空振り三振。その裏、青貝一邪飛、前田の代打大原がライト前ヒット、中山一飛、榎本空振り三振で試合終了。

東大は初回、無死1塁で木本の遊ゴロを青貝が弾きオールセーフ。うまくいけば併殺、せめて1死でも取れていれば違ったのだろうが、先発平田が1回1/3で6安打3四死球7失点と大量失点し、2番手吉田も制球定まらず打者8人に5安打2四死球と1アウトしか取れず6失点。2回で16-0というとんでもないスコアになってしまった。しかし3人目佐伯は3回1/3を3安打3四死球で3失点。4人目前田は4回を6安打無四死球で2失点とこの2投手はよく投げたと思う。2回表も、先頭直井の一ゴロをこの日今季初出場の藤田がエラー。内田の一塁悪送球とこの試合のエラーは3つと崩壊にまでは至っていないが、投手からすると慶應戦から、勘弁してくれよといいたくなるようなイージーエラーが出ているのは痛い。打線もわずか4安打。明治2番手松本直が3回で5四死球と苦しみ合計8四死球は得たが、得点は藤田の2点タイムリーのみにとどまった。
明治は今季初戦を大量得点。なんといっても、春季出場絶望と思われた宗山が定位置の3番ショートでスタメン出場しフル出場。これに意気上がったか加藤5打点、小島6打点と記録的な猛打を見せた。

(第2試合)
立教は前週、早稲田と対戦し2回戦で勝利。木村監督就任初勝利を挙げたが次戦は敗れて勝ち点落とすスタート。今カードはなんとしても負けられないが、法政は今年ドラフト上位候補になりそうな篠木と吉鶴の2枚看板を擁する。戦力的にはやはり法政が上回ると思われるが。

R 000 000 100  =1
H 000 000 000  =0

R)小畠
H)篠木、安達

本塁打 なし

立教スタメン
4田中祥、5鬼頭、6柴田、3丸山、7山形、9菅谷、8桑垣、2戸丸、1小畠
法政スタメン
8西村、9姫木、6中津、4武川、2吉安、5松下、3田所、7鈴木照、1篠木

1回表、田中見逃し三振、鬼頭ニ直、柴田一ゴロ。その裏、西村左飛、姫木一邪飛、中津ライト前クリーンヒット、武川の時中津ニ盗成功、武川フルカウントから四球、吉安一ゴロ。
2回表、丸山投手強襲安打。篠木に打球が当たりいったんベンチに下がるが、すぐに戻り場内拍手。山形ニゴロで丸山ニ封、菅谷一ゴロで山形ニ進、桑垣空振り三振。その裏、松下遊内野安打、田所空振り三振、鈴木遊ゴロで松下ニ封も併殺ならず。篠木フルカウントから見逃し三振。
3回表、外丸空振り三振、小畠投飛、田中ストレートの四球、鬼頭のときに投球前にスタートしてしまい、篠木から二塁に送球されタッチアウト。その裏、西村遊ゴロ、姫木空振り三振、中津四球、武川もボール3となり連続四球。吉安死球と急に制球に苦しみ満塁となったが松下ニゴロで吉安ニ封。
4回表、鬼頭一ゴロ、柴田空振り三振、丸山左飛。その裏、田所三塁右を破るレフト前ヒット。鈴木三塁前送りバント、篠木レフト前ヒットで1死1・3塁のピンチも西村ニ飛、姫木空振り三振で無得点。
5回表、山形センター左へ二塁打。しかし菅谷の初球,バントの構えから見送ったが捕手からの二塁牽制で山形タッチアウト。呆れるばかりのポーンヘッドでこれでは打った意味が全くない、菅谷右飛、桑垣右飛。その裏、中津二塁右への内野安打、武川遊ゴロで走者スタートしておりニ進、吉安中飛、松下空振り三振。
6回表、戸丸フルカウントから見逃し三振、小畠空振り三振。田中、4球目のファールが股間直撃したか?腰をトントン叩かれていたがかなり痛がっていったんベンチに下がる。戻ってきたが三邪飛。その裏、田所空振り三振、鈴木死球、篠木一塁前送りバントで鈴木ニ進、西村頭部直撃の死球で代走藤森康。姫木ニゴロ(田中好プレー)。
7回表、鬼頭一ゴロ、柴田三塁内野安打、丸山センター前ヒット、山形ライト前ヒットで1死満塁。ここで菅谷中犠飛(1)で立教先制。桑垣の代打平野右飛。その裏、平野に代わり北田峻がセンターに入る。中津中飛、武川中飛、吉安左飛。
8回表、この回から安達登板。戸丸空振り三振、小畠遊ゴロ、田中遊飛。その裏、松下右飛、田所遊ゴロ、鈴木遊ゴロ。
9回表、鬼頭の代打黄ニ飛、柴田三ゴロ、丸山空振り三振。その裏、黄に代わり三塁に斎藤大。レフト山形に代わり鈴木唯。安達の代打大沢中飛、藤森康ライト前クリーンヒット、姫木の代打内海の時にニ盗成功、内海空振り三振、中津右飛で試合終了。

なんといっても小畠。リーグ戦初勝利を完封で飾った。昨年はリリーフ登板のみで先発は先週の早稲田1回戦が初。先週も好投しながら勝ちは掴めなかったが、今日は1人で投げ切った。序盤から四球など走者を出し、相手も今年ドラフト1位候補の篠木だけに苦しいと思われたが勝ったのは小畠だから野球はわからない。結局132球で6安打6四死球。法政12残塁の拙攻に助けられた感もあるが、粘り強い投球だったと言えるのでは。打線は篠木相手に抑えられ5安打。しかし7回表に3安打を集中させ好機を作り、菅谷がきっちり犠飛で決勝点を挙げた。明日はどれだけ打線が打てるか。相手が吉鶴だとこちらも難敵だが。
法政は走者は出すも本塁踏めず。大島新監督の初戦だったが、繋がりの悪い打線は今年も健在なのか。篠木は7回1失点だけに責められないだろう。安達がリリーフで2回を抑えたのも好材料。こちらもあとは打線次第か。

新しくなった明治公園

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