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2023/9/20(水)東京ヤクルトスワローズ6x-5中日ドラゴンズ@明治神宮球場

D 200 300 000  =5
S 011 000 031x  =6
D)メヒア、勝野、藤嶋、フェリス、福、松山
S)石川、大西、高梨、田口
本塁打 カリステ3号2ラン(1回表)、4号(4回表)、サンタナ17号2ラン(8回裏)

日中はまだ結構暑いが、朝夕はすっかり涼しくなり野球観戦にはいい気候。しかしもうシーズン最終盤で、神宮での試合もあとわずか。この日は平日だが、スワローズクルーの無料観戦ポイントの消費で観戦することにした。この今日明日の2連戦は「応援感謝デー」と銘打っての開催だが正直、大した特典はない。クルーポイントが3倍になるだけで、あとは抽選で試合前の練習見学など。そういうのも悪くはないが、所詮ごくごくわずかのファンしか味わえないわけで、全体を対象にした特典提供は出来ないのだろうか。
会社を定時で上がり神宮へ。入場は19時頃。クルーポイントでの外野指定BがいつものFとかGブロックは取れず、リードの方がいる中心部からは離れたエリア。観客が声を出しているのか、不安だったが行ってみるとかなり声が出ていて杞憂だった。真後ろは中学生くらいの男の子で元気よく声援していて乗せられた。
試合は1回にいきなり先制され、同点に追いついた直後の4回表にまた石川が先頭のカリステにこの日2本目のホームランを浴び2-3と勝ち越される。さらに石川二塁打・宇佐見ヒットに細川四球で1死満塁。ここで龍空にライト前2点タイムリーヒットを許し2-5。ここで石川を諦め大西に交代。大西も岡林に四球を与え2死満塁となったが加藤翔を打ち取ってなんとかピンチを脱する。
5回6回を大西、7回8回を高梨が無失点に抑えるが打線はメヒアに5回2失点。6回裏は勝野、7回裏は藤嶋に抑えられ終盤3点差はやはり厳しいと思われたが8回裏、反撃開始。
投手はこの回からフェリス。先頭の村上が詰まりながらもレフト前ヒット。ここでサンタナ右中間スタンドに飛び込む2ランホームランで4-5と1点差。この回の応援団のリードは新人ちゃん。彼女のリードでライトスタンドの雰囲気がその気になったのはあったと思う。1死後、中村死球。脇腹あたりに当たったかかなり痛そうにしていて代走古賀。中日は投手福に交代。武岡が送りバントを成功させ、高梨の代打青木も死球。打者塩見で投手松山に交代。塩見のときに暴投のボールが後方に大きく逸れる間に二塁走者古賀が好走塁で一挙生還し5-5の同点。
9回表、田口が登板し三者凡退。投手の松山に打順が回ったがそのまま打席に立ったので9回裏も松山がマウンドに上がる。1死から山田四球。さらに村上もストレートの四球で1死1・2塁。ここは松山、前の回からの回またぎだったが明らかに制球難。回またぎの影響かは分からないが酷な場面だった。マルティネス不在の台所事情では仕方ないのかもしれないが。サンタナライト前ヒットだが、前進守備で山田は三塁ストップで満塁。ここでオスナは初球を叩きつけてレフト前に抜けるサヨナラヒット!劇的な幕切れとなった。
中日は鉄壁クローザーのマルティネスが怪我で抹消され不在だったのが響いたか、まさか終盤に4点を挙げ逆転勝ちとは。途中観戦ではあったが最高の結果となった。
この日は応援グッズ持たずに行ったので、応援歌や東京音頭のときにも手拍子で応援していたら、後ろの子がミニ傘を貸してくれたのが嬉しかった。こんな気遣いができるなんて、なんて素敵な子なんだろうと一人感動してしまった。もちろん、返すときにお礼を言って、帰るときもお礼を言って出てきた。
ちょうど1週間前に父が亡くなり、前日から勤務復帰したばかりで、父が亡くなったのはやはりショックは大きいがどうも実感があるような無いような、微妙な心境。父はヤクルトファンではなかったので、今日の勝ちが父が勝たせてくれた、なんてことは思わないが、まあ50を超えたいい歳の息子が球場で声張り上げて応援してるのを苦い顔して見ていたかもしれない。とりあえず、力貸してもらったと思って感謝したい。四十九日の10月下旬にまた帰省するのでその時にお礼を伝えてきたいと思う。


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